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2020年10月28日

夜間対応型訪問介護とは?夜間の介護サポートで在宅介護も安心!

夜間対応型訪問介護とは?

夜間対応型訪問介護とは?


夜間対応型訪問介護は、夜間にホームヘルパーが利用者さんの自宅を巡回するサービスです。24時間安心して在宅生活が継続できるようサポートするための訪問介護サービスです。

急な体調不良やベッドからの転落など、一人暮らしの方や老老介護の家庭にとって、夜間に何かあったときの不安があると思われますが、その不安を解消します。
また、夜間に相談したり介助を頼める人がいないという方たちのために、緊急で通報できるサービスもあります。

夜間対応型訪問介護の主なサービスは?


夜間対応型訪問介護は、「定期巡回サービス」「随時訪問サービス」の二本立てで利用者さんを支える仕組みです。

●定期巡回サービス
18時~翌朝8時の夜間帯に、ホームヘルパーがご利用者さん様宅を定期的に訪問。
就寝のお手伝いやトイレの誘導、オムツ交換、体位変換などの身体介護と安否確認を行います。

●随時訪問サービス
夜間に限らず、体調の異変や転倒などの通報に対し、必要に応じてホームヘルパーが駆けつけたり、救急車の手配を行います。

利用者さんには、あらかじめ通報用の「ケアコール端末」が渡されます。もしものときは、そのボタンを押すだけでオペレーターやホームヘルパーにつながるので安心です。

事業所ではオペレーションセンターが設置されており、利用者さんからの通報をオペレーターが受け、指示やアドバイスをしたり、ホームへルパーを派遣しています。
オペレーターは看護師や介護福祉士、ケアマネジャーの資格を持つスタッフが担当していますが、ホームヘルパーが通報に対応する事業所もあります。

定期巡回サービスが受けられるのは、18時~翌朝8時の時間帯で、1回の訪問目安は30分程度。
一方、随時訪問サービスは、必要なときに何度でも利用でき、その都度、料金が発生します。

夜間対応型訪問介護の対象者と利用条件

夜間対応型訪問介護の対象者と利用条件
夜間対応型訪問介護のサービスを利用できるのは、要介護1以上の認定を受けた方だけです。自立あるいは要支援1、要支援2の方はご利用できません。

また、地域密着型サービスのため、原則として利用する事業者と同一市区町村に住んでいる方が対象となります。

在宅が条件なので、有料老人ホームやグループホームなどの施設に入所されている方、ショートステイなどを利用している方も利用することができません。

夜間対応型訪問介護の利用料金


オペレーションセンターを設置する事業所を利用する場合と、設置していない事業所を利用する場合とでは、利用料金が異なります。
オペレーションセンター設置事務所を利用する場合、訪問のたびに料金が加算されていくので、訪問回数が多い月は高額料金になる可能性があり、注意が必要です。

●オペレーションセンター設置事業所を利用する場合
基本利用料 1,013円/月
定期巡回サービス 379円/回×訪問回数
随時訪問サービス(ヘルパーが1人で訪問した場合) 578円/回×訪問回数
随時訪問サービス(ヘルパーが2人で訪問した場合) 778円/回×訪問回数

●オペレーションセンター設置していない事業所を利用する場合
2,751円/月

※自己負担1割。
※サービス提供事業所の所在地、サービス提供体制、サービスの内容等に応じて利用料は異なります。
※利用回数ごとに料金が加算されるため、月に何度も利用すると介護保険の支給限度額を超える可能性もあります。

夜間対応型訪問介護を利用開始するまでの手順

夜間対応型訪問介護を利用開始するまでの手順
利用開始までの基本的なステップは次のとおりです。

1.要介護認定を受ける

2.ケアプランを作成する
必要な介護サービスを検討し、担当ケアマネジャーがケアプランを作成。
夜間対応型訪問介護のヘルパー訪問回数や訪問時間などを決めます。

3.夜間対応型訪問介護の事業者と契約
ケアプランができ上がったら、夜間対応型訪問介護事業者と契約を結びます。

4.サービス利用開始
「ケアコール端末」を設置します。取り付け工事は無料です。
これでいつでもサービスが開始できます。

夜間対応型訪問介護サービスの疑問Q&A


Q1.訪問介護との違いは?
夜間対応型訪問介護では、「ケアコール端末」を使って利用者さんと緊急時につながる仕組みがありますが、訪問介護にはありません。
また、訪問介護は介護保険の支給限度内であれば、日夜関係なく24時間いつでも利用できます。ただし夜間帯の利用は料金が高くなります。


Q2.定期巡回・随時対応型訪問介護看護との違いは?
「夜間対応型訪問介護」も「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」も、どちらも定期的な訪問と随時訪問を組み合わせたサービスです。

「夜間対応型訪問介護」が巡回サービスの提供時間を夜間帯に限るのに対し、「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」は、24時間365日の態勢でご利用者さんに必要なサービスを提供しています。

「夜間対応型訪問介護」は巡回や訪問の回数ごとに料金が加算されますが、「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」は訪問回数に影響されない月額定額制です。また、「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」訪問看護のサービスにより医療対応が可能な点も、夜間対応型訪問介護にはない特徴です。


Q3.現在利用している昼間の訪問介護と併用できる?
できます。昼間の訪問介護サービスと併用することで、24時間の在宅見守り態勢が整うのでより安心です。

夜間の介護に大きな支え。いつでも来てもらえる安心感


「夜間対応型訪問介護」は、夜間の在宅介護の強い味方です。
昼間の介護サービスと組み合わせることで24時間の安心が可能。
とくに、いつでもつながる通報システムを利用することが、夜間対応型訪問介護の大きな特徴です。


 

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