毎回、ちょっと困った介護スタッフの珍行動や、介護現場での珍事件などを紹介するこのコーナー。今週は、介護の場で実際に働くスタッフから寄せられた「ちょっと困った介護スタッフ」を紹介します。
困っている人、助けを必要とする人をサポートするのがメインとなる介護の仕事。この世界に飛び込んでくる人は、基本的にマジメでやさしい人が多い。
しかし、実際に介護施設で働くスタッフによれば、意外にも、面接をドタキャンする人が多いのだという。
同スタッフによれば、キャンセルの連絡があるならまだ良い方で、何も言わずに来ない人、約束の時間を過ぎて連絡があり、場所を説明したものの結局来なかった人……。
「ま、そんな人を採用しても、実際仕事でそんなことをされたらたまらないので、面接に来なくて結構なのですが…」といったこともしばしばなのだとか。
そして、それとは逆に責任感が強すぎるというスタッフもいるという。
確かに介護という仕事は人の命を預かるものだが、1回失敗しただけで「辞めます」という人や、「介護は身体が資本」という世の評判を真に受けすぎて、「介護は身体が資本だから、スポーツジムに行ける前提でシフトを組んでほしい」と言った人もいるという。
ネット上の質問サイトには、介護職への適性について悩む人から、多くの質問が寄せられている。「同じ失敗をしてしまう」「人付き合いが苦手」など、様々な“不適応例”を挙げて、「介護職に向いているのでしょうか？」と悩んでいる人が存在するのだ。
それらの質問への回答を見ると、「この仕事は好きじゃなきゃ絶対できない」「『体力勝負』であることは確実」といった厳しい答えも寄せられている。
しかし、つまるところは、「他人の気持ちを考えられる人なら、介護職に向いている」というポイントにたどり着く模様。コミュニケーション能力については、「話すより“聞く”のが大事」という役立ちアドバイスも寄せられており、介護職に就くことに過剰な恐怖心を抱く必要なさそうだ。
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