介護業界で転職を考えている人にとって、採用側が求める人材の傾向や採用で重視しているポイントは、ぜひ知っておきたい点。そこで今回は、東京都板橋区と練馬区を中心に訪問介護事業などを展開する株式会社ベスト・ケアーの在宅サービス本部 本部長・小林土巳宏さんと、訪問介護グループ グループ長・竹内美子さんに、ヘルパー採用に関するお話を伺いました。
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お話を聞かせてくださった在宅サービス本部 本部長・小林土巳宏さん。病院の事務長を務めていた実績を買われ、平成26年4月にベスト・ケアーの在宅サービス本部 本部長に就任。
○●○ インフォメーション ○●○
株式会社ベスト・ケアー
居宅介護支援事業/訪問介護事業/福祉用具貸与・販売事業/介護用住宅改修/管理医療機器販売/障がい者総合支援事業等
東京都板橋区小茂根1-25-22-101
TEL:03-3554-8127 (総務部)
株式会社ベスト・ケアー 公式サイト
板橋区と練馬区を中心に地域に根ざした介護サービスを展開
株式会社ベスト・ケアーの前身は昭和45年に創業した家政婦紹介所。平成6年に在宅介護事業者として現在の社名に変更し、平成21年に、新潟市を中心に在宅サービスを提供している株式会社はあとふるあたごと資本・業務提携を行いました。現在は板橋区にある本社と練馬ステーションの2箇所を拠点に、地域に根ざした介護サービスを提供しています。
訪問ヘルパーの派遣を行う訪問介護をはじめ、ケアプランを作成する居宅介護支援、福祉用具のレンタル・販売という3つの事業を中心に展開しており、その3つの事業グループを統括しているのが、在宅サービス本部 本部長・小林土巳宏さん。ベスト・ケアーの特徴については、次のように話してくれました。
「親会社の『はあとふるあたご』の母体グループが、実は教育分野からスタートしているのです。そのため人材育成という面では歴史とノウハウがあります。それがベスト・ケアーにも反映されていて、採用や人材育成にはかなり力を入れています。基本理念にも『人を一番大切に』と掲げているほどですから」(小林さん)
登録ヘルパーの規模と地域への浸透度が強みです!
訪問介護事業を支えているのは、なんといっても登録ヘルパーの方たちです。ライフスタイルに合わせた働き方ができると人気の登録ヘルパー。ベスト・ケアーの強みは、その登録ヘルパーの数だと小林さんは言います。
「現在は、板橋と練馬の2つの拠点を合わせて、ヘルパーの登録者数は120~130名ほど。このエリアで100名を越える登録者数だと言うと、介護業界の方々からも驚かれますね。規模は地域No.1と胸を張れると思います。単に人数の多さだけではありません。たくさんの登録ヘルパーがいるということは、それだけ密なサービスを提供できるということ。多くの登録ヘルパーの方たちが活躍してくれることが、ベスト・ケアーの強みになっているのです」(小林さん)
また、古くから板橋区小茂根に事業所を構え、ベスト・ケアーという社名も平成6年から使っているので、地域への浸透度や、社名の認知度が非常に高いことも強みだとか。
「事業所としての歴史があるので、古くからのお付き合いの方だと、親子二世代にわたって介護サービスを提供させていただいているご家庭もあるんですよ。それに、ヘルパーに登録してくださる方たちも、ほとんど地元エリアの方。だから、サービスを利用される方はもちろん、登録してくださる方たちにとっても、馴染みのあるベスト・ケアーだったら安心というイメージがあると思います」(小林さん)
訪問介護グループのグループ長を務める竹内美子さんは、ご自身も登録ヘルパーとして4年間勤務した経験を持ち、現在もサービス提供責任者として、現場に直接関わっています。登録ヘルパーの方たちについて次のように教えてくれました。
「ベスト・ケアーには、長いヘルパー歴を持つ経験豊かなベテランから若手まで、豊富な人材が揃っています。もちろん未経験の方でも大丈夫。経験の有無にかかわらず、新しく登録していただいた方には、私を含めサービス提供責任者が必ず同行。きちんと手順書に基づいた支援ができるようになったと太鼓判が押せるまで親身にサポートします。最初の何週間と期間を決めず、不安が払拭できるまでつきそいますので、安心してください」(竹内さん)
次回のテーマは、人材育成。ヘルパーの方たちの働く意欲を応援する環境づくりや、レベルアップを支える研修内容などを中心に、引き続き小林さんと竹内さんのお二人にお話を伺っていきます。
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