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2015年05月15日

採用する人・しない人-ベスト・ケアー 小林さん・竹内さん 取材2 | 介護求人ナビ

介護業界で転職を考えている人にとって、採用側が求める人材の傾向や採用で重視しているポイントは、ぜひ知っておきたい点。そこで今回は、東京都板橋区と練馬区を中心に訪問介護事業などを展開する株式会社ベスト・ケアーの在宅サービス本部 本部長・小林土巳宏さんと、訪問介護グループ グループ長・竹内美子さんに、ヘルパー採用に関するお話を伺いました。

*この記事の1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら



ヘルパー研修では、毎回ヒヤリハットの事例をケーススタディとして取り上げます。小さな事故にも目を配り、情報を共有。実際に遭遇したときにあせらず対処できるよう努めています。
ヘルパー研修では、毎回ヒヤリハットの事例をケーススタディとして取り上げます。小さな事故にも目を配り、情報を共有。実際に遭遇したときにあせらず対処できるよう努めています。

○●○ インフォメーション ○●○

株式会社ベスト・ケアー

居宅介護支援事業/訪問介護事業/福祉用具貸与・販売事業/介護用住宅改修/管理医療機器販売/障がい者総合支援事業等

東京都板橋区小茂根1-25-22-101
TEL:03-3554-8127 (総務部)

株式会社ベスト・ケアー 公式サイト







ヘルパーの学ぶ意欲を引き出す研修制度

前回のお話にもあったように、株式会社ベスト・ケアーでは『人を一番大切に』という理念を掲げ、人材育成の取り組みにも力を入れています。そのひとつが、毎月実施している「ヘルパー研修」です。

「全ヘルパーが参加しやすいように時間をずらして月に4回ずつ、板橋と練馬の2箇所で開催。サービス提供責任者が講師を務め、感染症予防や移乗、口腔ケアなど毎月テーマを変えて行っています。参加できなかった人にも資料を渡し、全員がレベルアップできるように配慮しています」(訪問介護グループ グループ長・竹内さん)

学びたい内容や意見を募り、次年度以降の研修テーマに反映するなど、みんなが参加したくなる研修にするため工夫も重ねているとか。また、特に学びの意欲が高い人には外部研修の受講も働きかけ、会社が費用も支援しています。

介護技術も知識もどんどん高度化し、「講師を務めるサービス提供責任者のレベルアップも欠かせない」と在宅サービス本部 本部長・小林さん。階層別、職種別に研修を用意するなど、教える側の底上げを意識して行っているそうです。

「昨年は認知症研究の第一人者の先生に来ていただき、全社員対象の講義をお願いしました。在宅サービスでも認知症に関する最新知識や接し方を習得する必要性を感じていたからです。今年はより具体的なケーススタディに進化させ、そこで学んだ最新の知識をサービス提供責任者から、現場へとフィードバックさせていきたいと考えています」(小林さん)


言いたいことが言える環境と等級制がモチベーションに

登録ヘルパーの方たちの離職率が低いことも特徴だとか。その理由はどんなところにあるのでしょうか?

「言いたいことが言える環境、という点が大きいと思います。日頃から、意見、相談なんでもウェルカムの雰囲気を作っています。サービス提供責任者が12名もいて、どのサービス提供責任者に相談してもいいし、本部の上司との面談で話してもいい。自分が“言いやすい人”を選べます(笑)。ときどき私もお客様のところに同行しながら、ヘルパーの方たちの思いや悩んでいることなどを吸い上げるようにしています」(竹内さん)

等級制もモチベーションアップにつながっているようです。1級から8級まであり、経験の有無にかかわらず全員が1級からスタート。基本的に年に一度の昇級チャンスがあり、勤務時間や研修の参加率、技術などが総合評価されます。

「6等級以上には介護福祉士の資格や医療技術など高度なスキルも必要です。そのレベルになると、みなさん自分自身に求めるものも高く、『プライドにかけても手を抜かない』とはっきり言います。現在、登録ヘルパーの方で7等級の方が二人。最初のうち、経験者の方にとっては給与面で低く抑えられている印象を受けるかもしれません。でも昇級に伴ってお給料は上がっていきますし、等級が上がればかなりご満足いただける条件になると思います」(小林さん)

登録ヘルパーからキャリアアップしている方たちも多いようです。竹内さんもまさにそのお一人です。

「現在のサービス提供責任者は、一人をのぞいて登録ヘルパーからのキャリアアップ組。登録ヘルパーから副主任、主任、グループ長とステップアップしたり、正社員、常勤ヘルパーという選択肢も。また、介護支援専門員の資格を取ってケアマネジャーになりたいという希望があれば、居宅介護支援グループへの異動も可能です」(竹内さん)

高い技術を発揮して活躍し、キャリアアップで収入も安定している先輩達の姿は、後に続く人たちがめざすモデルとなり、良い循環を職場にもたらしているのではないでしょうか。
さて、次回はいよいよ本題へ。ヘルパー採用において重視するポイントなどを具体的に伺っていきます。

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●○● 介護業界で転職する時の 基本ノウハウ ●○●

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