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2016年08月09日

【転職失敗事例】「これって、新人介護職員なら当然の悩み?それとも…」編

介護の仕事についたものの、新人時代はわからないこと、戸惑うことがいっぱい。自分に何か問題があるのか、それとも職場に問題があるのか…、悩んでしまうこともあるでしょう。
そこで今回は、新人介護職ならではの失敗談を、介護求人ナビ編集部からのアドバイス付きでご紹介。せっかくの転職を失敗に終わらせないためにも、ぜひ参考にしてください!

《事例1》失敗ばかりで自信喪失。新人のうちは誰もが経験することですか?

125歳/女性/美咲

お年寄りと接するのが好きで介護職に転職し、早2カ月。初任者研修の修了資格も取ったから、即戦力になれると思ったのが甘かった。なかなか仕事が覚えられず、利用者様を怒らせてしまうことも…。利用者様のお役に立てた実感が得られるときは転職して良かったと思うのですが、失敗するたび周りから冷たい視線で見られると自信がなくなります。新人なら誰でも経験する道なのかな? それとも私には介護職の仕事は向いていないのでしょうか?


《アドバイス》
向いていないと決めてしまうのは、まだ早すぎるでしょう。介護だけでなく、どんな仕事でも初めてのときは失敗がつきもの。最初から要領よくできる人はいません。特に介護の仕事は人間が相手ですから、マニュアルどおりにいかないのも当然です。様々な利用者に対応し、経験を積む中から生きた知識やスキルを身につけていくことが重要です。

もちろん上司も先輩も、みんなが新人の頃に経験し、悩んできた道。みんな失敗しながら成長してきたのです。だから一人で悩むことはありません。遠慮せず、どんどん上司や先輩に相談してみましょう!

失敗すると周りの視線が冷たく感じるとのことですが、あなたがそう思い込んでいるだけかも。周りの人たちも、意外とあなたが相談してくれるのを待っているかもしれませんよ。誰でも頼りにされれば悪い気はしないものです。一度きちんと相談してみて。きっと、いいアドバイスがもらえるはずです。

相談するときは、「何がどうわからないのか」を具体的に聞くのがポイント。たとえば「入浴介助のときに、体をしっかり支えられているか不安」「排泄介助で相手のペースに合わせると時間がかかる」など、自分で苦手だと思っている点を挙げて、アドバイスをもらいましょう。上手な先輩の介助を見せてもらい、直接指導してもらえないか、と踏み込んで頼んでみるのもオススメ。あるいは、苦手克服に役立つ研修がないか自分で探したり、聞いたりしてみるのもいいですね。

新人を教育し、成長させるのも事業者の大事な仕事です。スタッフの教育に力を入れている事業者は、将来の施設運営を考えている証ですし、なにより利用者のことを大切に考えていると言えるでしょう。
もしあなたが上司や先輩に働きかけても、まったく耳を貸してもらえない、指導もしてもらえないというのであれば、残念ながら、良い職場環境とは言えません。

そういう場合は、思い切って、教育体制が整っている他の職場を探してみるのも選択肢のひとつ。あなたのように、高齢者への思いがしっかりとある介護職を求めている事業所は少なくないはずです。

自信がないのは、あなたがより良い介護をしたいと思っているからこそ。自分のスキルに満足していないというのも、向上心の現れですし、決して悪いことではありません。「自分には成長の余地も、意欲もある」と考えてみてはいかがでしょうか。

また、悩みながらも一生懸命ケアに取り組んでいるあなたを、心の中で応援し、評価している先輩や利用者の方もいるかもしれません。
新人時代は、失敗を悩むことより、失敗から何を学ぶかが特に重要。ぜひ、そのことを心に留めておいてください。


《事例2》口うるさいリーダーに、あれこれ理不尽な指導をされて嫌になる!

221歳/女性/奈津子

福祉専門学校を卒業し、老人ホームに就職しました。そこのリーダーがとにかく理不尽! 利用者様にお願いされたことを手伝っているだけなのに、やりすぎだと怒られます。ちゃんと利用者の視点でケアをしているんだから、ホメてほしいくらいなのに、意味がわからない! 私以外の他の新人もよく怒られています。そのリーダーは有能な人と評価されているみたいだけど、私からすれば高圧的で口うるさいだけです。


《アドバイス》
あなたは学校で、介護の基本スキルや知識をじっくり学んできたのだと思います。でも実際の現場はケースバイケースの対応が必要ですし、事業者ごとにやり方は違います。学校で学んだことをそのまま現場に当てはめようとしても、無理なこともあるのです。
新人のうちは、そのギャップに戸惑ったり、そうした違いに気づかないことも多いのではないでしょうか。

もちろん、高圧的に怒られていると感じたり、怒られる理由がわからなければ、不満がたまりますよね。
でも、腹を立ててしまうと、せっかくの注意やアドバイスも素直に耳に入りにくくなります。なるべく冷静になって、自分の行動を振り返ってみましょう。

たとえば、利用者がお願いしてきたことをすべてやることが、必ずしも利用者のメリットにならないこともあります。利用者の自立を妨げる過介助になるかもしれません。もしくは、それが危険につながることで、他の利用者に悪影響を及ぼすことだったのかも。
冷静に考えてみると、リーダーならではの幅広い視点からの指摘だったとわかるかもしれません。

怒られるあなたもストレスがたまると思いますが、実は怒っているほうもストレスがたまるのです。それをあえて怒ってくれているのだと謙虚にとらえてみてください。

ただ、怒られる理由がわからないと、あなた自身も納得できないし、改善もできませんよね。もしリーダーの指摘の意図がわからなければ、「次に同じ間違いをしないために確認させてください」と、指摘の理由を確認するようにしましょう。

そして、その理由に納得できなければ、うやむやなまま我慢するのではなく、冷静に話し合ってみてください。もちろんリーダーの考えがすべて正しいとは限りません。話し合いの結果、あなたのやり方に納得してくれるかもしれません。もしくは、どちらの意見とも違う、より良いアイデアが生まれるかもしれません。

リーダーと年代が離れていれば、介護の知識や考え方にギャップがあることも。意思の疎通がないために、気持ちのすれ違いが招く誤解もあるでしょう。日頃からコミュニケーションを活発にし、質問したり話し合いやすい雰囲気作りをめざしましょう。

こうした努力をしても、理不尽と感じる怒られ方をされ、それがストレスになるようならば、そのときに転職を検討してみては? そして転職の際は、教育や指導体制について確認してみると良いでしょう。

ただし、どの事業所でも、仕事が未熟であれば注意されるのは当然。ときには厳しく叱咤されることもあるでしょう。それはお給料をもらって仕事をする社会人であれば、当然のことと心得ておきましょう。




この他にも、転職者の失敗談&アドバイスを、以下のページでご紹介しています!

今までと違うタイプの事業所に転職し、失敗したケース
転職先の同僚との人間関係に悩まされているケース
最近増えてきた「サービス付き高齢者向け住宅」に転職し戸惑うケース
履歴書の書き方で失敗したケース
面接の準備や勘違いで失敗したケース
職務経歴書で失敗したケース

ほかにも多数の失敗談があります。すべて見たい方はこちらをどうぞ。
→こんな職場とは思わなかった!「転職先選び」失敗談 一覧ページ
→履歴書・職務経歴書・面接・…「転職活動」の失敗談 一覧ページ


履歴書や面接で必要になる「自分らしい志望動機・自己PR」の言葉。ぜひこちらを参考に!


→「志望動機」 例文集 一覧ページ
→「自己PR」例文集 一覧ページ


●○● 介護業界で転職する時の 基本ノウハウ ●○●

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