就職活動・転職活動でもっとも重要なのが「面接」です。今回は面接だけではなく、事前の書類審査にも関係する「履歴書の写真」についてのお悩みをご紹介します。
転職成功のために、気を付けるべきポイントは知っておきましょう!
<面接の悩み>
履歴書のために証明写真を用意するのって面倒。面接に持参するなら直接会うし、写真がなくても大丈夫ですよね?
急に面接が決まり、履歴書に貼る証明写真を撮りに行く時間がなくて…。面接で直接会うのだから、顔写真はなくても構わないと思うのですが、ダメですか? あるいは、3年前の転職の際に用意した証明写真や、旅行で撮った写真の切り取りでも構わないでしょうか?
写真がない履歴書は、社会人の常識欠如という印象に
面接で直接会うなら証明写真は必要ないのか…。恐らく“写真のない履歴書”を見たら、採用担当者はびっくりするはず。なぜなら、履歴書にきちんと写真を貼って提出するのは、社会人としての常識だからです。「直接会うのだから顔はわかってもらえるし、必要ないだろう」と、写真を用意するわずかな手間を惜しむと、あなたの印象は最初から大きくマイナスです。
また、履歴書は、面接のときだけに使うものではありません。面接が終わったあとに、履歴書を見ながら複数の担当者で採用を検討する場合もありますし、二次面接が行われる場合もあります。その際は、面接官以外に何人もが履歴書に目を通すことになります。
そのときに履歴書に写真が貼られていなければ、どうでしょう。面接で顔を合わせていない人には、あなたがどんな人物なのか、第一印象として伝わりません。それに、何度も言いますが、経歴や志望動機がどんなに素晴らしくても、社会人として欠落した印象がついてしまいます。せっかくのアピールチャンスをみすみすつぶしていることになりかねません。
スナップ写真や古い写真の使い回しはNG!
履歴書の写真は、とりあえず貼ってあれば何でもいいというものではありません。
たとえば、プライベートで撮ったスナップ写真を使うのはNGです。バックに観光地の風景が映っていたり、ピースサインをしていたり。友達と一緒に撮った写真が貼ってあって、本人がどちらなのかわからなかったという、笑い話のようなケースもあると聞きます。
そうした写真では、この人は介護業界を軽く見ているのではないかという印象を面接官に与えてしまうでしょう。
スナップ写真と同様、古い写真の使い回しもNGです。
証明写真は、一般的に3~6カ月以内に撮影したものを使用します。できれば3カ月以内のものがベスト。何年も前に撮った証明写真では、写真自体が経年劣化している可能性もありますし、髪形や体形に変化があるなど、撮影時と雰囲気が違ってしまっている場合も。不信感を与えかねないので避けましょう。
貼り方にも、しっかり注意を払うべきです。写真が所定の位置からはみ出ていたり、曲がっていたり、糊が写真にベタベタついていたりでは、それを見た面接官はがっかりすることでしょう。写真一枚すらしっかり貼れないのか、と思われるかもしれません。証明写真の貼り方ひとつで、この人はやることが中途半端で、注意力が散漫という評価に結びついてしまいます。
証明写真にふさわしい服装と髪型で!
せっかく撮った証明写真でも、服装がカジュアルすぎたり、身だしなみが乱れていたら、応募先の心証は良くありません。たかが写真だからと軽く考え、普段着で撮るのはNGです。
スーツ、あるいはブラウスにジャケットといったスタイルがベストです。もしスーツやジャケットが用意できない場合には、きちんとした印象で、清潔感のある服装を選ぶようにしましょう。
普段着がNGなのと同様、女性であればノーメイクも避けましょう。メイクも身だしなみのうちです。髪型も印象を大きく左右します。ヘアスタイルはもちろん、髪の毛の色にも注意を。
場合によっては、面接の内容以前に、履歴書の写真で採用の可否が決まってしまうかもしれません。面接と同じ心構えで写真撮影にも臨みましょう。
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