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2017年08月31日

介護保険外のサービス「訪問理美容サービス」その内容とは?| 介護求人ナビ

介護業界の仕事というと、老人ホームでの身体介護や訪問介護など、介護保険が利用できるサービスを思い浮かべる人が多いでしょう。
しかし実際はそれだけでなく、介護保険以外の高齢者向けサービスもたくさんあります。そんな保険外の自費サービスの中でも、今回は「訪問理美容(福祉理美容)サービス」をご紹介。

理美容師が自宅や老人ホームに訪問し、頭髪のカットやカラーリング、パーマなどを行います。身体が不自由であったり、外出が困難な高齢者にはうれしいサービスで、特に女性に人気。
みなさんの勤務されている老人ホームや、利用者の自宅にも来ているかもしれません。


「訪問理美容」って、どんなサービス?誰が利用するの?

1_1女性は、いくつになっても「きれいでいたい」と思うもの。男性だって、年齢は関係なく髪が伸びたら散髪してスッキリしたいと思うでしょう。
けれども、足腰が弱っていたり車椅子を利用していると、遠くのサロンまで行くことが辛くなったり、億劫になったりします。

そんな外出が困難な人のために登場したのが、「訪問理美容サービス」。
老人ホームや在宅介護中のお宅など、利用者の住まいまで出かける、移動式の美容室のようなものです。

現状、サービス事業者によって内容や料金はまちまち。介護についてよく知らない街の美容室がサロンの仕事の合間に出張するケースもあれば、介護・福祉の観点で教育を受けた訪問理美容専門の事業者もあります。

長く介護の仕事をしている方ならば、おしゃれをしたり化粧をしたあと、利用者さんが明るくなった、と感じた経験があるのではないでしょうか。
特に女性の場合は、「髪は女の命」と昔から言われる通り、髪を整えた自分の姿がうれしく気持ちがはずみやすいのです。髪を整えることは、精神面にも大きな影響をもたらします。


「訪問サービス」と「街のサロン」の違いとは?

1_2訪問理美容サービスを手がける理美容師は、体が不自由な人や長時間座っていられない人、寝たきりの人など、特別な配慮が必要な人に施術することがほとんどです。
また、施術を行う場所は個人宅や老人ホームなどですから、高さ調節のできる椅子やシャンプー台などはありません。サロンとは異なる環境で、臨機応変に対応する必要があります。

施術場所に応じてシートを敷くなど、切った髪を床の上などに散らさないようにすることはもちろん、洗髪は必要に応じポータブルのシャンプー台を持参。
訪問先には、お湯を提供してもらったり、シートを敷ける場所を確保してもらう必要はありますが、それ以外はすべて自分で“移動サロン環境”を準備します。そして施術後は、カットした髪の毛などをキレイに片づけて帰っていきます。

利用者にとって便利なサービスですが、認知度が高いとはいえません。
通常の理美容室は、人目に付く場所にサロンを構えていれば気付いてもらえますが、訪問理美容専門だと店舗がありません。そのため、「髪を切りたいけど外出が難しい」と考えている人まで情報が届きにくいのです。
もし訪問介護の利用者やご家族などに相談された際には、こんな介護保険外サービスもあることをぜひ情報提供してください。

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