新型コロナウイルス感染対策で「テレワーク」を導入した企業に、政府から支給される助成金への申請受付が始まっています。
条件に当てはまる事業主の皆さまは、負担削減のためぜひ申請を検討してはいかがでしょうか。
「テレワーク」導入の助成金とは?
新型コロナウイルス対策としてテレワークを新たに導入した企業に、政府から最大100万円の助成金が支払われるこの制度。
正式名称は『働き方改革推進支援助成金(新型コロナウイルス感染症対策のためのテレワークコース)』です。
これまで、2020年5月・9月に実施されたこの「テレワーク助成金」の3回目の募集が始まっています。
「テレワーク助成金」の手続き方法と条件
■対象
2021年1月8日~1月29日の間に、
新規に「テレワーク」を導入する中小企業
※緊急事態宣言発令地域と緊急事態宣言に準じる地域のみ
■どんな取組で申請できる?
・テレワークに使用するパソコン、タブレット、スマートフォンのレンタルもしくはリース(※購入費用は対象外)
・テレワーク導入のための就業規則や労使協定の作成・変更にかかる費用(専門家への作成依頼費など)
上記の取組を実施し、テレワークになった労働者が1人でもいれば、助成金を申請できます。
■支給額
かかった費用の2分の1。上限:100万円(1企業あたり)
■申請の流れと申請期限
2021年1月29日(金) 交付申請書と必要書類の提出期限(厚生労働省)
↓
審査
テレワークの実施導入
↓
2021年3月1日(月) 支給申請書の提出期限(テレワーク相談センター)
↓
審査
↓
助成金の支給
(参考:厚生労働省「働き方改革推進支援助成金(新型コロナウイルス感染症対策のためのテレワークコース」)
※詳細なマニュアルと申請書の書式は、厚生労働省のホームページよりダウンロードできます。なお、最新情報は厚生労働省のホームページを確認するようにしてください。