リハビリ・機能訓練職とは施設や訪問リハビリの利用者に対して、日常生活を自分自身でおこなえるように訓練を提案し指導する専門職です。特別養護老人ホームやデイサービスでは、そうした機能訓練指導員を一人以上配置することが義務付けられています。リハビリ・機能訓練職として仕事をするためには資格が必要です。理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などの資格が求められ、条件となる資格のいずれかを持っていなければいけません。利用者に対する訓練は、リハビリ・機能訓練職が指導しておこなわなければなりませんが、事業所のレクリエーションやイベントなどのプログラムの一つとして実施する場合は、介護スタッフだけでも大丈夫なケースもあります。仕事の内容としては、利用者一人ひとりに合わせた歩行訓練および筋力トレーニングの実施をはじめ、運動プログラムや訓練の内容を記載した機能訓練計画書の作成、同じ事業所で働く介護スタッフにむけた利用者の介助に関する提案と指導などがあります。多数の介護施設などでリハビリ・機能訓練職の募集を行っており、雇用形態としては正社員・正職員として募集している求人情報が最も多いです。正社員・正職員の場合、給与の平均は約20万円、勤務時間は9時から18時などの日勤が主であるため夜勤などはほとんどの場合発生しません。パート・アルバイトとして募集している施設もあり、このときの平均的な時給は約1,500円です。正社員・正職員と同じく夜勤は原則ありません。

鳥取県の介護職・ヘルパーの求人情報を掲載しています。鳥取県は鳥取市、米子市、倉吉市、境港市などがありますが、人口は全国でも少ない傾向にあります。それに対して、高齢化率は上昇の傾向にあります。鳥取県の高齢者介護に対する取り組みとして、介護福祉士や社会福祉士など介護の資格を取得するための修学資金の貸付があり、新たに資格を取りたい方の後押しとなっています。また、介護勤務の経験があれば資格がなくても歓迎される求人が多いのが特徴です。エリア全体で正社員、パート・アルバイトともに募集が多く、未経験者でもやる気があれば求人を探せます。事業所が業務に必要な各種資格の取得に関する補助を行っている場合もあります。介護求人ナビで、あなたのスキルや経験、ライフスタイルに合った介護のお仕事を探してみませんか。

鳥取県の人口は56.0万人で、このうち65歳以上の高齢者人口は17.7万人です（2018年総務省統計局の統計データより）。鳥取県の総人口は年々減少が続いており、減少率は全国的に見て高い傾向にあります。一方で、高齢者数は継続的に増加しています。人口減少の約3分の2は死亡数と出生数の差による自然減ですが、人口減少のうちの約3分の1は転出数と転入数の差による社会増減が原因です。鳥取県からの転出の大半は10代後半から20代前半の年齢層であり、高齢化の進行に拍車をかけています。65歳以上の高齢者のうち要支援・要介護認定を受けている人は34,969人で、要支援・要介護認定率は約19.3%です。一方、鳥取県で登録されている介護福祉士は11,693人で、介護福祉士1人に対する要支援・要介護認定者数の比率は2.99と、全国でも特に低い割合となっています。鳥取県において介護福祉士の充足度が高いことがうかがえます。鳥取県では高齢化に伴って介護事業所や介護施設が増加傾向にあります。そのため、新規事業所が増えており、パート・アルバイト、正社員にかかわらず介護や福祉、医療関係の求人が増えてきています。介護の経験・未経験は問われませんが、業務内容によっては有資格者の方が歓迎される傾向があります。正社員の場合でも、資格保有状況や経験によって給料や手当が優遇される事業所もあります。夜勤や休日出勤があった場合には別途手当が付くのが一般的です。逆に、プライベートを充実させたい場合には日勤のみの勤務も希望することができます。介護職以外にも、通所サービスの送迎ドライバーなど様々な職種の求人を探すことが可能です。各事業所により詳細は異なるので、雇用形態や保有資格、こだわり条件などで検索することで、希望に合った仕事を探してみましょう。

鳥取県の正社員、契約社員などの正規職員の平均年収は529万円となっています。パート・アルバイトの平均時給は1317円、派遣社員など非正規職員の平均時給は1600円となっています。