健康増進を目的にした国の施策、第三次国民健康づくり対策の名称。正式名称は「21世紀における国民健康づくり運動」。
国民健康づくり対策は1978年、第一次国民健康づくり対策として始まった。次いで1988年から、第二次国民健康づくり対策「アクティブ80ヘルスプラン」、2009年から第三次国民健康づくり「健康日本21(第一次)」が施行された。
2013年から始まった「健康日本21(第二次)」では、「健康寿命を延ばし、健康格差を縮小する」が大きな目標。そのための基本的な方向として、「生活習慣病の発症予防と重症化予防」「健康を支え、守るための社会環境の整備、生活習慣の改善」などを掲げ、「メタボリックシンドローム該当者及び予備軍の削減(平成27年度までに平成20年度比25％削減)」「介護保険サーヒス利用者の増加の抑制(平成24年度452万人→平成37年度／657万人)」など、それぞれの項目についての数値目標も設定している。
例「健康日本21は、国民全員の健康増進をはかることにより、結果として社会保障制度が持続可能なものになることを目的のひとつにしている」
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