夢と希望にあふれ転職したのはいいけれど、働き始めたら違和感を感じること、ありますよね。「聞いた話と違う」、「最初から知っていれば入らなかったのに」…こんなことなら辞めたい…。
ここでは、そんな転職の先輩の失敗談をご紹介。
介護求人ナビ編集部からの、失敗しないためのアドバイス付きです。是非参考にしてください!
〈事例1〉管理職になりたくて転職。でもずっと現場のまま…
44歳/男性/はちまき
40歳を過ぎたあたりから現場で働くのが体力的に厳しくなり、管理職を募集していた施設に「管理職候補」として転職しました。でも、3年たった今も現場の介護職員のまま。転職先の管理職のポストは埋まっているし、このままではずっと現場のままかもしれない…。
《アドバイス》
管理職候補として採用されても、実際に管理職になるのまでの期間や要件は事業所によって違いますので、すぐに管理職になれるとは限りません。また、一つの施設の管理職ポストは限られていますので、あなたの今の状況だと、すぐには難しいかもしれません。
管理職を希望して転職する場合は、面接などで管理職になるまでのプロセスや目安としての期間、どうしてその事業者が管理者を募集しているのか(新しい施設の立ち上げ・前任の管理者が退職するなど)を確認しておいた方がいいでしょう。
〈事例2〉ケアマネとして転職したはずが、現場もまかされるなんて
41歳/女性/ゆみ
体力的に現場の介護がツラくなってきたので、ケアマネジャーの資格を取得しました。その後、ケアマネジャー募集(未経験でも可)という求人を見つけ、転職しました。それなのに、ヘルパーの業務も兼任して欲しいと言われてしまって…。いつまでも現場から離れることができないかと思うと、これから先が不安です。
《アドバイス》
ケアマネジャーや生活相談員、サービス提供責任者などが、実際にケアを行うヘルパー・介護職員を兼任するケースは少なくありません。また、法律上の基準をクリアしていれば、兼務することは違法ではありません。
ケアマネジャー募集の求人であっても、「兼任が当たり前」ととらえている事業者もあります。また、基本的に「専任」でも、状況によっては現場にかり出されることも少なくないようです。面接などで業務内容をしっかり確認しておきましょう。
〈事例3〉何度も転職を繰り返すうちに、だんだん状況が厳しくなって…
43歳/男性/イワシタタロウ
介護業界で何度も転職を繰り返してきました。昔は比較的かんたんに転職先が決まったけれど、40歳を過ぎたあたりから転職が難しくなってきて…。介護職の経験が長いから、この先も安心だと思っていたけど、甘かったのだろうか。
《アドバイス》
何度も転職を繰り返している人は、「また、すぐに辞めてしまうかもしれない」と思われ、採用を躊躇されがちです。これは介護の業界に限ったことではありません。納得できる理由があれば、大きなデメリットにはなりませんが、面接で転職理由を聞かれた時にしっかり理由を答えられないのであれば、厳しいでしょう。
また、40歳以上で正規職員としての入社なら、リーダーとしての役割を期待されることが多くなります。しかし、あまりにも短期間での転職を繰り返した場合は、リーダーの適性を疑われてしまいます。
転職経験の多い40歳以上の場合は、、通常の志望動機や職務経歴に加えて、「なぜ転職を繰り返したのか」「次は転職しないようにこう考えている」というのをあえて自分から伝えた方がよいかもしれません。
●○● 40代からの転職を考える人に読んで欲しいページ ●○●
●介護業界チャンスの理由(特集)
高齢化に伴い、注目の集まる介護の仕事。「なぜそんなに注目が集まっているの?」「業界の平均給与はいくらなの?」「平均年齢は?」そんな具体的な数字や展望についてお伝えします。
●40代・50代・60代の介護業界での転職【年代別 志望動機】例文集
志望動機は、履歴書や職務経歴書の中で、もっともあなたのやる気をアピールできる項目。ここでは、年齢が高めの人の志望動機の文例を、40代・50代・60代など年代別にご紹介。自分の状況に近い文例を見つけ、あなたらしい志望動機を作る参考に。
●○● 介護業界で転職する時の 基本ノウハウ ●○●
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