自己PRは、企業の採用担当者の視点を意識し、できるだけ具体的な内容を記入することが、自分の強みをアピールするための大切なポイントです。
ここでは、有料老人ホーム・デイサービス・訪問介護・グループホームなどのサービス形態別に、自己PR例文をご紹介。
自分の状況や経験に近い文例をアレンジして、あなたらしい自己PRを作ってみましょう!
→サービス形態別の志望動機例文はこちら
→志望動機や自己PRの「基本の書き方」はこちら
注意:「貴社」と「御社」の使い分けについて
履歴書等に書く場合は「貴社」、面接等で話す時は「御社」と言うのが正しい表現です。
また、どのような法人であるかによっても使い分けがあります。一般企業の場合は貴社(もしくは御社)、社会福祉法人や医療法人の場合は貴法人(御法人)としましょう。
例文1.<有料老人ホーム> これまでと違うタイプのホームで働きたい人のケース
ホテルマンとして5年間の勤務経験があります。そこでご年配のお客様に喜んでいただけるご案内を心がけるうちに、介護の仕事に興味をもち、転職しました。
介護職として3年間勤務し、現在は新人スタッフに接遇マナー指導も行っています。接遇のスキルを強みに、ご利用者様への心のこもったサービスをより追求したいと考えています。
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例文2.<有料老人ホーム> 自立支援にやりがいを感じている人のケース
有料老人ホームで3年間、介護実務を経験しました。最も印象に残っているのは、オムツが必要だった方が、少しずつリハビリを続け、ご自分でトイレに行けるようになったときの輝くような笑顔と「ありがとう」の言葉です。介護職としてこれからも、そうしたご利用者様の喜びをひとつでも多く支えていきたいと思っています。
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例文3.<特色あるデイサービス> 介護以外の仕事で高齢者と関わり、興味を持った人のケース
スポーツクラブのインストラクターとして7年の業務経験があります。シニア向けの「寝たきり予防運動」を提案してプログラムに取り入れたところ、クラブ会員から大変好評をいただきました。
高齢者の方がイキイキと暮らせるようサポートすることに大きなやりがいを感じ、インストラクターとしての経験を介護の世界で活かしたいと考えています。
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例文4.<デイサービス> 高齢者とのコミュニケーションに自信がある人のケース
アロマセラピストとして仕事をしていたときに、デイサービスでのハンドマッサージのボランティアに参加していました。初対面の方とのコミュニケーションの取り方や直接身体に触るときの声のかけ方など、多くのことを学びました。介護は未経験ですが、コミュニケーション力のほか、マッサージの知識もデイサービスで活かせると考えています。
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例文5.<24時間巡回型 訪問介護> 過去の経験から即戦力をアピールしたい人のケース
訪問ヘルパーとして10年の実務経験があります。3年前からは管理者として、非常勤職員を入れて50名のヘルパーをまとめ、約150名のご利用者様をサポートしてきました。
24時間巡回型の訪問介護は未経験ですが、ご利用者様をより手厚く支援できるサービスとして魅力を感じています。ケアマネジャーとの連携や臨機応変に対応する力にも自信があります。
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例文6.<訪問介護> 子育てと両立できる訪問ヘルパーに挑戦したい人のケース
特別養護老人ホームの介護職として5年間携わり、要介護度の高い方の介護も経験しています。
結婚を機に介護の仕事から離れていましたが、子育てを通して地域の方たちの温かいサポートを実感し、出産以前よりも強く、介護の仕事の重要性を感じるようになりました。まだ子育て中なので、短時間からでもできる訪問介護の非常勤ヘルパーの仕事に魅力を感じています。
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例文7.<グループホーム> 認知症ケアを独学で学んできたことをアピールしたい人のケース
福祉系専門学校を卒業後、特別養護老人ホームで3年間勤務しています。限られた時間の中でも傾聴を心がけていますが、大規模施設では思うようにコミュニケーションの時間が取れないのも事実です。
もともと認知症ケアに興味があり、1対1で向き合う介護をめざそうとグループホームを志望。認知症ケアのセミナーなどにも積極的に参加して勉強してきました。
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例文8.<特別養護老人ホーム> 一人ひとりの心に寄り添う介護をしたい人のケース
高校卒業後、特別養護老人ホームで5年間勤務し、介護福祉士の資格を取得しました。一人ひとりの心に寄り添う介護を忘れないように心がけています。
あるご利用者様の昔話を聞いて差し上げたときに、「聞いてくれてありがとう」という言葉をいただいたのが、常により良い介護をめざす原動力になっています。
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例文9.<介護老人保健施設> 要介護度の改善に注力してきた人のケース
東京の介護老人保健施設にてケアマネジャーとして6年間勤務してきました。以前より、要介護度改善をめざすケアプランの作成に力を入れており、看護師、栄養士など、さまざまなスタッフと密に連携するよう心がけてきました。私が担当するようになってから要介護度が改善した、という方も多くいらっしゃいます。
今後もそれらの経験を活かし、質の高いプランを作成したいと考えています。
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例文10.<サービス付き高齢者向け住宅> コミュニケーション力をアピールしたい人のケース
特別養護老人ホームで5年、有料老人ホームで10年の実務経験を通して、さまざまな要介護度の方を支援してきました。特に有料老人ホームでは家庭的な環境で入居者様との会話を重視してきましたので、コミュニケーション力には自信があります。
貴施設ではレクリエーションにも力を入れているとのことですが、前職ではレクリエーションリーダーだったので、企画立案や実行経験も豊富です。
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>●○● 採用担当者は、自己PRをどう見ている?生の声を取材しました! ●○●
事業者の採用担当者は、応募者の自己PRをどのように思っているのでしょう?
介護求人ナビ編集部が取材した採用担当者へのインタビューで、参考になる記事のリンクをご紹介します!
●ケア21 駒澤琢磨さん・高倉仁恵さん
→“楽観的”であることは、弊社に限らず介護の現場で働く上で重要なポイント。『本来の性格が楽観的でなければ向いていない』ということではなく…
●株式会社フィルケア 住吉正幸さん
→服装や挨拶でどんなに素晴らしい第一印象を与えても、どんなに話の内容が立派でも、面接のあいだ終始無表情の人を採用するか?と問われれば、それは難しい…
●日本エルダリーケアサービス 江川さん・岸さん
→面接でよく見受けられるのが、できないことを『できる』と言ってしまうケースです。できないことがあるのは、それ自体が悪いわけではありません…
●いきいきらいふ代表取締役 左さん、管理本部長 中尾さん
→面接は自分をアピールする場なので、そこで良い印象を残せるかということは、お客様に会ったときに良い印象を残せるかということと一緒だと思う…
>●○● 自己PRでの、悔しい失敗談 ●○●
人のふり見てわがふり直せ。
先輩たちの自己PRにまつわる転職の失敗談をご紹介します!
●【転職活動の失敗事例】「こんなところにも落とし穴が」編…履歴書の失敗
→〈事例1〉自己PRをちょっと「盛った」ら、大変なことに~前職では感染症対策リーダーのお手伝いをしていたんです。でもそれじゃ弱いかなと、履歴書には…
●【転職活動の失敗事例】「基本をおさえておけばよかった」編…履歴書の失敗
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●【転職活動の失敗事例】「やる気が空回りしてしまって」編…面接の失敗
→〈事例1〉一方的に自分をアピール。20分間の熱弁は逆効果だった~面接で職歴について聞かれた時、アピールしたい気持ちが強すぎて、ついつい…
●【転職活動の失敗事例】「面接官から質問への対応」編…面接の失敗
→〈事例1〉謙遜したつもりが裏目に。スキルがないと思われた~面接で「認知症の利用者様への対応も大丈夫ですか?」と聞かれた時、つい…
●【転職活動の失敗事例】「応募フォームの注意点」編…求人サイトから応募
→〈事例1〉応募フォームの自己PR・質問欄に何も書かずに応募~必須にはなっていなかったし、特に事業者に質問も無かったので、空欄のまま…
●○● 介護業界で転職する時の 基本ノウハウ ●○●
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