訪問入浴に転職したけど…。思い描いていた職場環境や仕事内容と違う!?
「訪問入浴」に転職した先輩たちの失敗談を、介護求人ナビ編集部からのアドバイス付きでご紹介。せっかくの転職を失敗に終わらせないためにも、ぜひ参考にしてください!
まるまる一日拘束されるから、訪問介護のときより家事との両立が大変です。
35歳/女性/のぶこ
身体介護や料理など、いろいろこなす訪問介護より、入浴介助に集中できる訪問入浴のほうが自分に向いていると思い転職しました。
訪問介護のときは直行直帰OKで、仕事の合間に家事を済ませたり、習い事もできました。ところが同じパートでも、今の訪問入浴事業所は朝から夕方まで丸一日拘束されるので、家事との両立がキビシイ。
自分のペースで勤務を調整できないし、とっても不自由な感じ。転職は失敗だったかなと感じています。
《アドバイス》
1人の看護職と2人のスタッフという3名のチームで専用車両に乗り込み、利用者の家庭を回る訪問入浴。
1件のサービス時間や件数は法人ごとに違いますが、片づけも含めて30分~1時間程度を1日に5件~8件程度巡回します。
専用車両での移動時間もありますから、朝から夕方まで1日拘束されることが多くなります。
ヘルパーが1人で利用者のお宅を訪問する訪問介護とは、拘束時間や働き方などで違いがあります。
給与も月給や日給のこともあれば、1件あたりいくらという場合も。事業者や雇用形態によっても異なります。
移動時間の扱いも含め、転職前にしっかり確認しましょう。
訪問介護から訪問入浴に転職したあなたの場合、拘束時間が思った以上に長かったということですね。拘束時間が急に増えれば、家事との両立に支障が出てしまうのも無理はありません。
ただ、転職が失敗だったと決めつける前に、自分が何を優先して働こうとしているのかを改めて考え直してみてはいかがでしょうか。
家事との両立や趣味に割く時間を大事にし、勤務時間(拘束時間)を優先したいと思いますか?
あるいは、一つの仕事に集中できて自分に向いていると思った、その仕事内容を優先したいですか?
仕事内容を優先して、訪問入浴を続けたいと考えるのであれば、拘束時間が長いことを前提にして、時間の使い方を工夫してみることもできるかもしれませんね。
一方の勤務時間を優先したいのであれば、少し視野を広げて転職を検討してみるのも良いかもしれません。パートで勤務できる老人ホームなどもありますから、訪問系にこだわらずに探してみることをおすすめします。
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