2020年07月07日

求人広告によくある「社会保険完備」とは？ | 介護求人ナビ　お役立ち情報

求人広告でよく見かける「社会保険完備」の言葉。
具体的に何のことを指しているのか、わからないまま応募している場合もあるのではないでしょうか。

このページでは、どのような状態が「社会保険完備」にあたるのかを解説します！

「社会保険完備」とは？

社会保険完備とは、「雇用保険」「労災保険」「健康保険」「厚生年金保険」の4つの社会保険に加入できる状態のことを意味しています。

それぞれの保険の概要は以下の通りです。

●雇用保険
雇用の安定や労働者の能力向上を目的とした保険。失業給付など。

●労災保険
労働中や通勤中に起きた事故やケガなどに適応される保険。

●健康保険
病気やケガによってかかる医療費を補填する保険。

●厚生年金保険
老齢や障害により収入を失ったことで給付される年金のための保険。

この4種類の保険に加入できる状態が『社会保険完備』にあたります。

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4種類の社会保険が完備されていても、すべての保険に必ず全労働者が加入しているわけではありません。パートやアルバイトの方に関しては、労災保険以外の保険加入については条件があります。

パートやアルバイトの場合は、週の労働日数や雇用期間により、加入できる保険が異なりますので、確認しましょう。

社会保険完備の仕事のメリットとデメリット

社会保険が完備されていることで多くのメリットがあります。

厚生年金に加入することで、将来受け取ることのできる年金額が国民年金に上乗せされ、大きくなります。

保険料の負担額も、労災保険は会社が全額負担、それ以外の保険も会社が半額を支払いますので、負担が少なく加入できます。

デメリットとしては、受け取る毎月の手取りの給与額が少なくなることです。
保険料が給料から天引きされてしまうため、どうしても毎月の手取り金額は少なくなります。

それでも、会社が負担しているため、将来のためにも加入のメリットの方があることは間違いありません。

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