介護・福祉業界の転職では、面接が重視されています。
でも、いざ面接を受けよう!と思っても、持ち物や服装はどうするか、面接官からの質問にはどう答えたらいいか、迷うことは多いものです。
このページでは、面接に行く前の準備や心構え、面接中の話し方など、面接を受ける時に迷ってしまったり困ったりすることの多いポイントをまとめました。
実際に面接に行く前に、みんなが気になる面接の疑問は確認しておきましょう!
→面接前のギモン
→面接中のギモン
面接前のギモン
Q.面接の前にやっておくべきことはありますか?
「提出書類の確認」「応募先企業の情報収集」「面接のシミュレーション」は必ずやっておくことをおすすめします。
面接官はあなたの提出書類をもとに質問をしますので、提出書類と面接での受け答えにアンマッチがあると「信頼できない人」と思われてしまいます。
また、一方的に自分をアピールするのではなく、応募先事業者の求めるスキルをアピールするためには、まず事業者を知ることが必要です。
事前にしっかり準備し、シミュレーションすることで、面接本番の緊張感を和らげることができます。
*介護業界の面接前にしておきたい準備はこちらで詳しくご紹介しています。
→面接のポイントと注意点
Q.面接の服はスーツじゃなきゃダメですか?
ダークスーツがベストですが、介護業界の場合は比較的カジュアルな服装でもOKです。
ただし、ジーンズやサンダルなどのカジュアル過ぎる服装や露出度の高い服はNG。
落ち着いた色のジャケットと同色系のボトムス。シャツも派手なものは避けましょう。
また、清潔感が大切ですので、以下のポイントにも気をつけましょう。
・シミ・シワがないか
・髪は顔にかからないか、寝ぐせやふけがないか
・靴はちゃんと磨いてあるか
*介護業界の面接時に望ましい服装、髪型、メイク、アクセサリーなどはこちらで詳しくご紹介しています。
→面接のポイントと注意点
Q.指定の面接時間は就業中……。諦めた方がいいの?
時間が合わないからといって諦めるのは早すぎます。
採用担当者に理由を伝え、面接時間を調整してもらえないか相談してみましょう。
Q.電車が遅れて遅刻しそう!どうすればいいの?
遅刻は厳禁ですが、やむを得ない事情で遅れてしまう場合は、その理由と到着時間を連絡しましょう。
連絡せずに遅れるのは周囲の迷惑になりますし、マナー違反です。
きちんと理由を説明すれば、面接の調整してくれたり、別の日程を設定してくれる可能性もあります。
Q.約束の30分前に着いてしまったけど受付に行ってもいいの?
訪問する時間は、面接時間の5〜10分前が目安です。
応募先の事業者にも当然予定があります。あまり早い時間の訪問は相手の迷惑になるので避けましょう。
早めに着いてしまった時は、近くの喫茶店やカフェなどで、面接のシミュレーションをしながら指定の時間まで待つことをおすすめします。
特に、面接会場ではなく企業や事業所での面接の場合は注意が必要です。
Q.面接というと緊張してしまうのですが、克服する方法はありますか?
絶対緊張しない方法はありませんが、「事前準備をすること」と「シミュレーションすること」で緊張を和らげることができるはずです。
また、面接室に入室した時、大きめの声で挨拶することも緊張をやわらげるコツです。
面接でまったく緊張しない人はまずいませんから、面接官もあなたが緊張していることを知っています。
緊張していることをマイナスではなく、プラスと捉える前向きさをもってのぞみましょう。
面接中のギモン
Q.面接ではどんなことを聞かれますか?
事業者や面接官によって違いますが、どんな面接でもよく聞かれる「定番の質問」もあります。
また、介護・福祉業界ならではの質問もあります。
*介護業界でよくある面接質問とNG・OK回答例をこちらで詳しくご紹介しています。
→面接でよくある質問への回答例
Q.話すのがスローペースなのですが大丈夫ですか?
ゆっくり答えることは大きなマイナス評価にはなりません。
テンポよく話そうと無理するあまり、的外れな答えを言ってしまったり、話が脱線してしまう方が大きなマイナスになります。
あまり時間をかけ過ぎてしまうのはよくありませんが、自分のペースで・落ち着いて・質問に的確に答えることを心がけましょう。
Q.人の目を見て話すのが苦手なのですが…。
面接では、面接官の目を見て話すのが基本ですが、初対面の面接官の目を見て話すのは難しいかもしれません。
といっても目を伏せて話すのはNG!
うつむかず、面接官のネクタイの位置を見て話すようにしてみましょう。
Q.前の職場がイヤで辞めた時でも退職理由を正直に話していいの?
過去の勤務先の悪口はNG! 常に不満を持つ人だと思われてしまいます。
例え事実でもマイナスイメージの言葉は使わず、プラスイメージの言葉に置き換えて伝えましょう。
ウソはダメですが、自分の志向をマイナスからプラスにするだけで、印象は大きく変わります。
(例)
「がんばっても評価されない」→「正当な評価を受ける職場で働きたい」
「人間関係がイヤ」→「チームワークのいい職場で働きたい」
「上司がキライ」→「よりスキルアップできる環境で働きたい」
Q.他に応募している事業者を聞かれた時は正直に言った方がいいの?
正直に答えても大丈夫です。
ただし、この質問は、あなたが「どんなポイントで事業者を選んでいるのか」を確認するという意味も含んでいます。
比較検討先が、まったく違う業種だったり、あなたが今まで重要なポイントだと言っていたこととのアンマッチがある場合は、「転職(就職)できればどこでもいいのか」と思われてしまいます。
あなた自身の「仕事選びのポイント」が明確になるのであれば、マイナス評価にはなりません。
Q.面接中にこちらから質問してもいいですか?
基本的に、質問は面接の最後にまとめてするようにしましょう。
面接の中の自然な流れで質問するのは問題ありませんが、突然関係のない質問をするのはNG!
面接官の話の腰を折らないように注意しましょう。
Q.残業や夜勤がどれくらいあるか聞きたいのですが…。
「残業はありますか?」と聞いてしまうと、「残業は無理なのか」「残業はしたくないのか」と思われ、熱意を疑われてしまうことがあります。
「前職では○○時間くらい残業していたのですが、こちらはいかがですか?」など、少し遠回しに聞くのがおすすめです。
条件ばかり気にしていると思われないよう、最初に聞くのではなく最後に聞いたり、他の質問と一緒にバランスよく聞くなど注意した方がいいでしょう。
*介護業界での「面接の悩み」をこちらで紹介しています。
→面接でよくある質問への回答例
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