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2014年09月12日

【音楽療法】 聴く・歌う・踊る・演奏する | 「介護求人ナビ 介護転職お役立ち情報」

介護の仕事をしていると、認知症の高齢者と接する機会が多くあります。今や、65歳以上の高齢者のうち、認知症の人は15%。85歳以上になると40%を超えると言われています。また日本だけでなく、世界的にも急増している認知症。現在盛んに研究が行われ、さまざまなケア方法が生まれています。

ここでは、国内・国外問わず、最新の認知症ケア方法をご紹介していきます。


心身の状態にあわせ、楽しく自由に楽しめるプログラム

ongakuryoho20140912音楽は、聴くだけでなく、歌ったり、踊ったり、演奏したり、さまざまな楽しみ方があります。そんな音楽が持つ生理的・心理的・社会的効果を応用して、脳の活性化や心身の健康回復・向上をはかることを「音楽療法」といいます。

多くの施設で実施されているプログラムとして、昔懐かしい歌をみんなで聴いたり、ピアノ伴奏に合わせて歌ったりすることを始め、タンバリンやカスタネットなど簡単な楽器の演奏、リズムにあわせた体操などがあります。

バリエーションが豊富なので、高齢者自身が受動的(=聴く)にも、能動的(=歌う、踊る、演奏する)にも取り組むことができます。また、能動的に関わる際にも、それぞれの心身の状態に合わせて、無理のない範囲で楽しく参加し、効果につなげることができます。

「音楽療法士」という専門資格の取得者も増え、老人ホームのレクリエーションなどで活躍しています。高齢者の気持ちに添った曲選びや、一緒に楽器演奏をしながら参加を促すなどしながら、楽しく音楽療法が行われています。


音楽療法、どんな効果がある?

音楽は聴くだけでも、リラクゼーション効果があります。不安感が軽減され、、快眠・食欲増進につながった、笑顔が増えたなどの報告もあります。

そのほかには、以下の効果もあると言われています。

・子どものころに好きだった歌を聴くことで、懐かしさや安心感が得られる
・歌詞や演奏を覚えることで、脳が活性化される
・大きな声で歌うことで、心肺機能を高め、ストレス解消になる
・手先・指先を使った楽器演奏をすることで、リハビリになる
・踊ったり体を動かすことで、身体機能の維持・向上になる
・みんなで一緒に歌ったり演奏することで、社会適応能力を維持できる
・「もっと歌が上手になりたい」「楽器に挑戦したい」などの目標を持つことで、生きる気力につながる

CDを流したり、一緒に歌を歌うなど、簡単なことから取り組めます。普段から気軽に行ってみても良いですね。

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