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2014年10月03日

【アロマテラピー】植物生まれの精油を使った自然療法 | 「介護求人ナビ 介護転職お役立ち情報」

介護の仕事をしていると、認知症の高齢者と接する機会が多くあります。今や、65歳以上の高齢者のうち、認知症の人は15%。85歳以上になると40%を超えると言われています。
また日本だけでなく、世界的にも急増している認知症。現在盛んに研究が行われ、さまざまなケア方法が生まれています。
ここでは、国内・国外問わず、最新の認知症ケア方法をご紹介していきます。

嗅神経を刺激して、認知症の改善・予防

aroma20141003女性を中心に人気があるアロマテラピー。癒しやリラクゼーションを求めて、毎日の暮らしに取り入れている方も多いと思います。最近では、科学的な検証も進み、認知症の改善や予防などの効果も期待されています。

アロマテラピーとは、植物の花や葉・果皮などから抽出した芳香物質「精油(エッセンシャルオイル)」を用いて、嗅神経を刺激する療法です。主に香りを楽しむために、ヨーロッパでは古くから精油づくりの技術が発達してきました。精油が持つ効果に着目したアロマテラピーという療法が生まれたのは1920年ごろのフランスで、日本では80年代から広まったといわれています。

認知症は、早期の段階で嗅覚に障害が起こり、においを感じにくくなりがちです。精油の香りを嗅ぐことによって、嗅神経が刺激され、認知症の改善につながるといわれています。また、発症前の段階からアロマテラピーを始めることによって、予防につながるとの研究結果も報告されています。



さまざまな方法で、香りを楽しむ

精油の使い方はさまざまあり、高齢者ひとりひとりに合った方法を選ぶことができます。

<芳香浴法>
・ティッシュペーパーなどに垂らし、テーブルなどに置いておく
・ディフューザー(拡散器)など専用器具を用いる

<沐浴法>
・適温のお湯に精油を垂らして入浴する

<湿布法>
・精油を入れた水やお湯に布を浸してしぼり、肩などにあてる

<トリートメント法>
・マッサージオイルに精油を混ぜて肌にやさしく塗布する


認知症の高齢者がアロマテラピーを始めたケースでは、実際に以下のような効果が報告されています。

・怒りや衝動行為、徘徊などの問題行動が少なくなった
・夜間に十分に睡眠が取れるようになった
・激しかったもの忘れが改善された


気軽に始められるアロマテラピーですが、敏感な体質の方は不快感をもよおす場合があり、注意が必要です。適切な利用法で、安全に楽しみましょう。

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