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2021年08月24日

意外と知らないパラリンピック 歴史や由来、競技の規模は?

意外と知らないパラリンピック 歴史や由来、競技の規模は?

8月24日より、東京パラリンピックが開幕します。
パラリンピックの歴史や名前の由来、競技や規模など、意外と知らないパラリンピックの基礎情報をまとめました。

パラリンピックとは?歴史と由来

パラリンピックとは、障がいのある人のための国際的なスポーツ大会です。

障がいのある人のためのスポーツ大会は1800年代から記録がありますが、パラリンピックが始まったのは1900年代に入ってから。
第二次世界大戦で負傷した兵士のリハビリを目的としたアーチェリー大会が、パラリンピックの起源だと言われています。

ロンドンの病院で1948年に始まった車いす患者のためのアーチェリー大会が、後に国際大会に発展。1960年ローマオリンピックが開催された年に、ローマで開催された大会が第1回パラリンピックとされています。

その後、1964年東京オリンピックの直後にアーチェリー大会と国際障がい者スポーツ大会が開催され、この年に初めて「パラリンピック」の名称が使われたと言われています。

「パラリンピック」という言葉の由来について明確な記録は残されていませんが、「Paraplegic(対麻痺者)」+「Olympic(オリンピック)」の造語で「パラリンピック」という言葉が使われるようになったということです。

パラリンピックの競技は何種目?

パラリンピックの元となった大会は、脊髄損傷の車いす患者のためのリハビリとしてスタートしました。その後、視覚障害や切断、脳性麻痺など対象は徐々に広がり、現在ではすべての障がいを持つ人のための、国際的なスポーツ大会となっています。

2021年に開催される東京パラリンピックでは、22競技539種目が実施されます。

水泳や陸上競技など障がいの程度によりクラス分けされている競技や、車いすバスケや車いすラグビーなど男女混合・障がいの程度もさまざまな選手が1つのチームで戦う競技、ボッチャなどパラリンピック独自の競技などがあります。

パラリンピックの規模はどれくらい?

東京パラリンピックの参加選手は4,403人。史上最大の参加人数となる予定です。

8月24日の開会式から始まり、9月5日まで13日間に、19の競技場で競技が実施されます。

東京パラリンピックでの交通規制は?

東京パラリンピックの開催期間中は、オリンピックと同様に交通にもさま座な規制があります。

交通規制により道路の混雑も考えられるため、移動の際には時間に余裕を持った行動をおすすめします。

【東京パラリンピックに伴う交通規制】
■競技場周辺の大会関係車以外の通行禁止
(オリンピック期間に引き続き、会場となる場所では進入禁止・通り抜け禁止となっているエリアがあります)
■関係者輸送ルートの設定
■路上競技実施中の交通規制
・お台場周辺(8/26、8/28、8/29、8/30)
・東京都内の数エリア(9/5)
・富士スピードウェイ周辺(8/29、9/1~9/3)


 

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