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2017年06月07日

難聴~介護の専門用語集 | 「介護求人ナビ 介護転職お役立ち情報」

音が聞き取りにくくなる難聴は、どこに障害があるかによって2つに分類されている。

ひとつは、音の入り口であり通り道でもある、外耳や中耳に障害がある場合。
「伝音性難聴」と呼ばれ、中耳炎(細菌により起こる耳の中の炎症)などが引き金になって起こることが多い。

もうひとつは、「感音性難聴」と呼ばれるもので、老人性難聴はこのタイプ。
音を電気信号に変える蝸牛(かぎゅう)という部位から脳に至る神経回路になんらかの障害がある場合に起こる難聴で、正確な電気信号が脳に伝達されないため、「音は聞こえるが何をいっているかが聞き取れない」といった症状として表れる。

このような症状のある方の介護にあたる際は、音量の大きさだけでは解決できない障害であることを理解し、「ゆっくりと話す」「口の動きがはっきりわかるようにする」「こちらの表情が相手に見える位置で話す」などを心がけたい。

両者が混合した難聴は「混合性難聴」と呼ばれる。

例「難聴には種類があり、治療や対処法が異なるので、まずは専門医に相談してみよう」

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