骨をつくるカルシウムやホルモンの不足により、骨量が減って骨の構造が弱くなり、骨折しやすい状態になる疾患。骨量は20〜30代がピークといわれ、その後、男女とも年齢とともに徐々に減っていくが、骨量の減り方は、ホルモンの影響を大きく受ける女性のほうが早いため、50歳ぐらいから定期的に骨量の検査を受けたほうがよいといわれている。
予防は生活習慣の改善から。カルシウムと、カルシウムの摂取を助ける栄養素(ビタミンD)を多く含んだ食品を多くとることで、健康な骨量を維持することができる。
治療が必要な段階では、ホルモンの補充療法や、骨量の減少を抑える薬、骨量を増やす薬などが用いられる。
例「毎日の食事を見直すことは、骨粗鬆症を予防するためのもっとも効果的な方法だ」
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