2018年08月15日

【資格】高齢者ケアストレスカウンセラーとは？ | 「介護求人ナビ　介護転職お役立ち情報」

介護福祉士、ケアマネジャー（介護支援専門職員）だけが介護の資格じゃない！
意外と知られていない資格を取り上げ、どんな資格かをご紹介します。
＜文・横田　泉＞

資格の内容

「高齢者ケアストレスカウンセラー」は、高齢者のメンタル面をサポートするための資格です。
高齢者がおかれている心理、社会的な状況を理解し、高齢者ケアを行なう技法や、高齢者ストレスと上手く付き合うためのストレスマネジメント術、コミュニケーションの方法と実技などを学びます。

どんな試験がある？

高齢者ケアストレスカウンセラーは、18歳以上で、ケアカウンセラーの資格を持っている方が受験することができます。また、ケアカウンセラーの認定試験と併願が可能ですが、ケアストレスカウンセラーが合格点に達しないと、高齢者ケアストレスカウンセラーの合格は認められません。
試験は年3回です。試験内容は、心理学の基礎知識や対人コミュニケーションに関する基礎知識と技術、高齢者のストレスマネジメントなどを問うもので、7割以上の点数獲得で合格となります。

どんな職場で活躍できる？

介護施設や福祉施設、医療機関等で活かすことができる資格です。
ただ、この資格のみで仕事にするというよりは、介護職として現場で働いている人や、ケアマネジャーや看護師といった資格を持った人が、利用者さんや患者さんのストレスケアのために取得する、という形で活かすことができそうです。

適性

介護・福祉施設や医療機関等で、直接利用者さんや患者さんと関わる仕事に就いている人にとっては有用な資格といえそうです。
ストレスケアの方法はもちろん、コミュニケーションの取り方などについても学べるため、そういった部分に不安がある人が取得を目指すのもいいでしょう。

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