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ケアマネジャー(介護支援専門員)は、世間では略してケアマネと呼ばれます。ケアマネジャーの主な仕事は、必要な介護サービスをまとめるケアプランの作成を行い、必要な事業所と要介護者・ご家族の連携を担うことです。各地に設置されている居宅介護支援事業所や、有料老人ホームなどの施設で活躍しています。それぞれで働くケアマネジャーを、居宅ケアマネ、施設ケアマネと呼ぶこともあります。ケアマネジャーは、ケアプランを作成するだけではなく、それに伴う利用者宅への訪問や事業者との調整などを行なうため、外出も多い仕事です。勤務形態としては正社員としての募集が多いので、介護業界で安定したポジションを考えるなら、選択肢になる職種でしょう。ですが、ケアマネジャーになるためには介護福祉士などとして経験を積んだのちに、介護支援専門員の資格を取得する必要があります。誰もがすぐに就ける職種ではありません。求人情報を見ると、職務手当が支給されるケースも多く、月給では18万円以上が平均です。長時間勤務を避けたい時には、パート・アルバイトでの勤務も選べますし、正規・非正規ともに経験者優遇の募集もあれば、未経験者でも勤務可能な求人も存在します。ケアマネジャー(介護支援専門員)資格の取得には、都道府県が実施している介護支援専門員実務研修受講試験の合格と、介護支援専門員実務研修の受講、そして、レポート提出が要求されています。さらに、ケアマネジャーとして実務に5年以上従事すると、主任介護支援専門員研修を受け主任ケアマネジャーの資格を得ることができます。2018年度の介護保険改正により、居宅介護支援事業所の管理者になるには主任ケアマネジャーの資格が必要となりました。資格取得は簡単ではないですが、その分、大きなアピールポイントになるでしょう。介護業界でキャリアアップを考える上でも、目指したい職種といえます。
青森県は、青森県介護サービス事業所認証評価制度を立ち上げ、介護職員の処遇改善と人材確保に取り組んでいます。65歳以上の高齢者は年々増加し高齢化が進んでいますが、介護人材の不足は続いており、早急に解決すべき社会問題となっています。そのため、青森県では介護職員が定着しやすく仕事を続けやすい環境づくりに取り組んでいる事業所が多いのが特徴です。自宅で生活する要支援・要介護者が緩やかに増加しており、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らすための介護サービスの拡充が精力的に進められています。介護求人ナビに掲載されている青森県の求人動向をサービス形態別に見ると、訪問サービスでの求人募集が最も多く約7割を占めています。今後さらに介護サービスの利用者の増加が見込まれるため、求人の増加も期待できます。
青森県は2001年ころから人口減少が続いており、それと同時に高齢化も進んでいます。2018年現在の青森県の推計人口は126.3万人で、65歳以上の高齢者人口は41.2万人、高齢化率は46.8%です(2018年総務省統計局の統計データより)。高齢者のうち要支援・要介護認定を受けている人は76,160人となっています。青森県内で介護に従事する介護福祉士は24,840人で、介護福祉士1人あたりの要支援・要介護認定者数は約3.1人となり、介護が必要な人に対する介護福祉士の数は全国的に見て高い水準にあると言えます。青森県では、介護サービスを重要視する風潮が高まり、介護福祉士などの専門資格を所持していることを採用条件としている事業所が増えています。ただし、介護の未経験者や無資格者でも歓迎している求人も多くあります。人口が集中している青森市での求人が多く、中でも、青森駅や新青森駅の界隈に位置する事業所は鉄道やバスで通勤しやすい上に商業施設に立ち寄りやすいので、求職者に人気です。また、津軽地方の中心都市である弘前市の土手町周辺や弘前駅前地区で就職を検討する方も少なくありません。介護求人ナビでは、主要都市だけでなく駅遠方の山間部など多くのエリアでの求人をご紹介しています。各事業所の特徴や業務内容を比較しながら自身の資格や経験を活かせる職場を探せます。
青森県の正社員、契約社員などの正規職員の平均年収は259万円となっています。パート・アルバイトの平均時給は1174円、派遣社員など非正規職員の平均時給は1205円となっています。
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