「社会福祉士及び介護福祉士法」にもとづく国家資格のひとつで社会福祉に関する専門職と位置づけられている。
英語圏ではソーシャルワーカーと呼ばれる。
障害や年齢、家族構成などさまざまな理由によって生活に困っている方の相談にのり、身につけた社会福祉全般に関する専門的知識と技術を生かして、状況の改善をするためのサポート業務を行う。
具体的には助言や指導、関係者間の連絡や調整などを通じて課題を解決していく。
社会福祉関連の団体や施設、病院、地域包括センターなどに活動の場が開かれているが、業務独占資格ではなく、名称独占資格(資格取得者はこの名称を用いてよいとする資格で、資格がなくとも同種の業務を行うことはできる)のため、就職の場の確保が十分とはいえず、今後の課題といわれる。
資格試験は年1回。受験資格を取得するには、指定科目を履修していること、実務経験が一定期間以上あることなどの基準が設けられている。
例 「社会福祉士には行政と介護の現場をつなぐ大切な役割もある」
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