「介護業界は人手不足」といっても、採用担当者の目はシビア。 転職活動のちょっとした思い違いやうっかりミスで、入社のチャンスを逃している人も多いのではないでしょうか?
ここでは、転職活動の面接で本当にあった失敗談を、介護求人ナビ編集部からのアドバイス付きでご紹介。「あの時こうしていれば…」と後悔しないためにも、ぜひ参考にしてください!
〈事例1〉面接は、いきあたりばったりじゃダメ!ということを実感
35歳/男性/たすく
人と話すのは得意だし、介護のスキルにも自信があったから、面接では何を聞かれても大丈夫だと思い、何も準備せずに面接会場に行ったんです。でも、想像以上に緊張してしまい、頭の中が真っ白に。面接官の質問に何も答えられず、シーンとしている時間がとにかくキツかった!
《アドバイス》
「面接に慣れている」という人はまずいません。不慣れな場、雰囲気で質問されるのは、誰でも緊張するものです。
転職活動の面接では、事業者や面接官によって違いはありますが、どんな面接でもよく聞かれる「定番の質問」があります。最低限、定番の質問に対する答えは、事前に準備していきましょう。事前に答えを準備しておくことは、面接に対する自信もなります。
また、面接でよくある質問や面接での体験談を事前に確認してシミュレーションしておくことは、緊張感をやわらげることにも役立ちます。
●よくある面接質問への回答例をご紹介しています
〈事例2〉事業所について何も調べずに、気軽に応募したことがバレてしまった
42歳/女性/美加子
面接で聞かれた「どうしてこの施設を希望したんですか?」という質問に、「ユニット型の介護に興味があるので」と答えたら、面接官が微妙な表情に。「ここでは、ユニットケアは行っていないのですが…」と言われた時、何も知らずに応募した自分が恥ずかしくなりました。
《アドバイス》
「志望動機」は、事業者が応募者の熱意を確認するための質問であり、もっとも重要視されるポイントの一つです。ここで的外れなことを言ってしまうと、「よく知らずに応募したのではないか」「他の事業者と間違えているのではないか」「適当なことを言ういい加減な人ではないか」と思われてしまいます。
まず、応募先の事業者をよく調べること。そして、その事業者のサービス内容や特徴と、自分の希望が合っているかを面接の前に確認しておくことは基本中の基本です。
〈事例3〉思い込みが大失敗に。面接会場を間違えた
27歳/女性/ももか
面接当日、はりきって応募先の施設に行ったのですが、スタッフの方に「面接は本社で行っていますが」と言われてしまって…。なんとなく施設で面接をすると思い込んでいたんです。ちゃんと面接会場を事前に確認しておけばよかったと後悔しても、後の祭りでした。
《アドバイス》
応募した先の施設が面接会場とは限りません。なかには、本社や貸し会議室などで面接を行う事業者もあります。また、説明会が開催された場所と面接会場が違うケースもあります。
思い込みで行動するのではなく、面接会場は事前にしっかり確認しておきましょう。
また、地図などで場所が分かりづらいと思った場合は、事前に電話などで行き方を確認しておくようにした方がいいでしょう。
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