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2019年07月30日

初めての介護の仕事。異業種からの転職ならではの仕事の悩みを解決! | 介護求人ナビ お役立ち情報

やりがいのある仕事がしたいと思って介護業界に飛び込んでみたものの、働き始めたら違和感を感じてしまうこと、ありますよね。「こんなはずじゃなかった」「イメージと違う」「もっと早く知っていれば」…と思ってしまう人もいるようです。
このページでは、未経験で介護業界に転職した先輩の、仕事のお悩み3事例をご紹介。
異業種からの転職だからこそ感じるお悩みの解決策を、介護求人ナビ編集部がアドバイスします!ぜひあなたの転職の参考にしてください!

〈事例1〉仕事は楽しいけど、経済的に厳しい。介護の仕事をずっと続けるのはムリかも…

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26歳/女性/サキ

介護職員初任者研修の資格を取得し、デイサービスに転職しました。
利用者様と接するのは楽しいし、仕事は充実! でも、いざ初任給の給与明細を見たら、前よりもお給料が少なくてガックリ。
仕事は好きだから辞めたくないけど、ずっとこのお給料のままじゃ生活できないかも…正直、不安に感じています。


《アドバイス》
介護の仕事は給与が低いというイメージがありますが、一概にそうではありません。
介護の仕事を続けながら、経済的な問題を解決する(=給与をアップする)方法はたくさんあります。

その一つが「資格手当」。
例えば「介護福祉士」や「ケアマネジャー」の資格を持っていると、資格手当がつき、月額数千円~2万円以上程度アップすることがあります(事業者により異なります)。
資格取得のための費用を負担してくれる事業者もあるので、働きながら介護福祉士をめざすのは、自分自身のスキルアップはもちろん、経済的な部分でも大きなメリットになります。

また、「夜勤手当」も給与アップの大きなポイント。
一般的な夜勤手当の相場は、時給プラス3000円〜4000円程度 。夜勤のある老人ホームなどに転職すれば、介護の仕事を続けながらグンと給与をアップすることができます。

さらに、主任やリーダーなどの管理職になればその分給与もあがりますし、施設長やホーム長になると一般の企業にひけをとらない好待遇を用意している事業者も少なくありません。

介護の仕事が好き・続けたいと思うなら、すぐ他業種への転職を考えるのではなく、資格・キャリア・職場・働き方を変えてみることをおすすめします。


〈事例2〉「人と話すのが苦手」って、やっぱり介護の仕事には向いていないのかな…

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28歳/男性/たけやま

システムエンジニアの仕事に疲れた時、転職先に思いついたのは介護職。
もともと「おばあちゃん子」でお年寄りも好きだったからできるかな?と思って、介護業界に飛び込んでみたものの、利用者様とうまく話せなくて…。
人と話すのが苦手な俺には、やっぱりムリだったかと後悔してます。


《アドバイス》
介護職は「人の生活をサポートする仕事」です。相手にするのは、パソコンや機械ではなく、人間。「コミュニケーション」は必須です。
ただし「コミュニケーション」と「上手に話をすること」は、イコールではありません。

例えば、「自分のことばかり話す人」と、「話をちゃんと聞いてくれる人」のどちらに好感がもてるかと聞かれたら、後者ですよね。
「話すのが苦手」なら、「聞き上手」になればいいのです。

また、介護の仕事は「お年寄りの生活に寄り添う」仕事でもあります。第一印象で多くが決まってしまうセールス職などと違い、介護職は何度も利用者と接するなかで関係を築いていくことができます。

介護の仕事で一番大切なことは、「利用者を大切に思う気持ち」です。
「お年寄りが好き」という気持ちを忘れなければ、今、うまく話ができないからと焦る必要はありませんよ。


〈事例3〉パソコンは使えない・仕事の効率も悪い!イライラの毎日です

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42歳/男性/石原

一般企業の管理職から「管理職採用」で介護業界に転職しました。管理職の経験があるから、スタッフをまとめていくことには、不安を持っていませんでした。
…が、実際に現場に行って驚きました! パソコンは使えないし、ミーティングの進め方もムダが多いし、上司への態度もなっていない。毎日がイライラの連続。介護業界でやっていけるのか心配です。


《アドバイス》
部下である介護職員が、あなたが「できて当たり前」と思うことができない…そのイライラは、分かります。
ただ、介護業界はパソコンが1人に1台支給されたり、毎日何時間も会議をするような職場ではありません。

必要なければ知らないのは当然のこと。あなたも、いままでの仕事で必要なかったこと…たとえば高齢者への話しかけ方、などは知らないのではありませんか?
業界が違えば、仕事上の常識も違います。

介護業界では、「今向き合っている利用者のために何ができるか」を重視する人が多いため、あなたが思っている「できて当たり前」というスキルが後回しになっていることがあります。
例えば、パソコンを使う時間より、利用者と向き合う時間を大切にしたい・介護技術を磨きたい、と思う人が多いということです。

異文化に足を踏み入れた直後は、誰しも戸惑ったり、イライラしたり、前の方が良かったと思ったりします。
でも、慣れれば気にならなくなることがほとんど。「以前の方が良かった…」という点は自然に目についてしまいますが、「この点は以前の職場より良い!」と思える点を意識して探してみてはいかがでしょう。

介護業界は2000年に介護保険制度が施行された、歴史の浅い業界です。
それだけに、あなたのビジネスマンとしての経験やマネジメント能力が求められ、活かせる場でもあります。
まず介護業界の現状を知り、その上であなた自身のスキルを活かす道を見つければ、大きなやりがいや社会的意義を感じられるのではないでしょうか。




この他にも、転職者の失敗談&アドバイスを、以下のページでご紹介しています!

・今までと違うタイプの事業所へ 【介護業界内の転職】
・転職先の同僚との人間関係に悩み 【職場の人間関係】
・履歴書にネガティブ動機は書いちゃダメ? 【履歴書の書き方に失敗】
・面接は下調べが重要! 【面接の準備で失敗】
・職務経歴書を出さないと不利? 【転職の書類で失敗】
・応募時は入力間違いに要注意! 【転職サイトでの失敗談】

ほかにも多数の失敗談があります。すべて見たい方はこちらをどうぞ。
・こんな職場とは思わなかった!「転職先選び」失敗談 →一覧ページ
・履歴書・職務経歴書・面接・…「転職活動」の失敗談 →一覧ページ


履歴書や面接で必要になる「自分らしい志望動機・自己PR」の言葉。ぜひこちらを参考に!


・「志望動機」 例文集 →一覧ページ
・「自己PR」例文集 →一覧ページ


●○● 介護業界で転職する時の 基本ノウハウ ●○●

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