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満年齢・満何歳とは?《2024年版》早見表と履歴書への正しい書き方を紹介!

満年齢・満何歳とは?《2024年版》早見表と履歴書への正しい書き方を紹介!

履歴書の年齢欄には「満」と書かれていますが、今の年齢とその年に来る年齢のどちらを書けばよいか迷ったことはありませんか?

今回は「満年齢って?」「履歴書にはいつの年齢を書けばいい?」といった疑問にお答えするとともに、正しい満年齢の数え方・計算方法について紹介します。

満年齢とは?

履歴書に書く「満年齢」とはどういう意味でしょうか?

「満年齢」とは、生まれたときを0歳とし、はじめての誕生日が来たときに1歳と数える年齢のことです。

【2000年4月1日生まれの人の場合】
・2000年4月1日(満0歳)
・2001年4月1日(満1歳)
・2002年4月1日(満2歳)

要するに、私たちが一般的に年齢を数えたり、人に言ったりするのと同じ実年齢

そのため履歴書に書くときも、いつも通り自分の実年齢を書き入れれば問題ありません。

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履歴書の「年齢」の正しい書き方

ここからは、履歴書に「年齢」を書くときに迷いやすいポイントについて解説します。

記入日?提出日?入社日?

履歴書に書く年齢は、その履歴書の提出日の実年齢を記入します。

履歴書には日付を書く欄があり、日付は「提出日」を記入します。郵送なら投函日、面接持参なら面接日です。

この履歴書の日付の時点=「提出日」の「実年齢」を書くのが正解となります。

≪関連記事≫履歴書の日付についてはこちら

西暦?和暦?

履歴書に記入する生年月日は、西暦と和暦のどちらを記載するのが正解でしょうか。

実は、履歴書に記入する生年月日については西暦・和暦どちらでも構いません

ただし、生年月日を西暦で書いた場合は学歴や職歴、資格の欄なども西暦で記入するなど、どちらかに統一するようにします。

また、履歴書は極めて重要な書類であるため、元号を省略したり「R」「H」「S」などアルファベット表記にしたりするのは避けましょう

早生まれの場合は?

1月1日から4月1日までの間に誕生日を迎える「早生まれ」。学校の場合、早生まれなら入学年が1年変わってきます。

会社でも、4月1日入社の場合は「履歴書上で何か気にしなければいけないのか?」と思うかもしれませんが、履歴書の満年齢に早生まれであることは関係ありません

あくまでも、履歴書を提出する日付時点での年齢を記入するのが正解です。

提出日までに誕生日が来たら?

履歴書を書いた日から提出する日の間に誕生日が来る場合も「提出日の時点の年齢を記入する」と覚えておけば大丈夫です。

履歴書を書く時期に誕生日が来る人は、少し気をつけておくとよいでしょう。

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満年齢と数え年の違い

日本には古来、「数え」の年齢という考え方があります。

生まれたときが1歳で、そこから1年に1歳ずつ年を取る数え方です。

この「数え」の考え方は、かつてアジア全般で広く支持されていましたが、今はどの国でもだいたい公的には満年齢表示に変更されています。

日本も同様ですが、唯一、七五三などの古くからの行事には「数え年」の風習が残っています。たとえば、3歳、5歳、7歳を祝うのが七五三ですが、それぞれ2歳、4歳、6歳のときに祝うのが、今でも慣例になっています。

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満年齢早見表《2024年版》

2024年時点での、生まれ年ごとの満年齢の早見表は次の通りです。

生まれ年 満年齢
(誕生日前)
満年齢
(誕生日後)
1954年(昭和29年) 69歳 70歳
1955年(昭和30年) 68歳 69歳
1956年(昭和31年) 67歳 68歳
1957年(昭和32年) 66歳 67歳
1958年(昭和33年) 65歳 66歳
1959年(昭和34年) 64歳 65歳
1960年(昭和35年) 63歳 64歳
1961年(昭和36年) 62歳 63歳
1962年(昭和37年) 61歳 62歳
1963年(昭和38年) 60歳 61歳
1964年(昭和39年) 59歳 60歳
1965年(昭和40年) 58歳 59歳
1966年(昭和41年) 57歳 58歳
1967年(昭和42年) 56歳 57歳
1968年(昭和43年) 55歳 56歳
1969年(昭和44年) 54歳 55歳
1970年(昭和45年) 53歳 54歳
1971年(昭和46年) 52歳 53歳
1972年(昭和47年) 51歳 52歳
1973年(昭和48年) 50歳 51歳
1974年(昭和49年) 49歳 50歳
1975年(昭和50年) 48歳 49歳
1976年(昭和51年) 47歳 48歳
1977年(昭和52年) 46歳 47歳
1978年(昭和53年) 45歳 46歳
1979年(昭和54年) 44歳 45歳
1980年(昭和55年) 43歳 44歳
1981年(昭和56年) 42歳 43歳
1982年(昭和57年) 41歳 42歳
1983年(昭和58年) 40歳 41歳
1984年(昭和59年) 39歳 40歳
1985年(昭和60年) 38歳 39歳
1986年(昭和61年) 37歳 38歳
1987年(昭和62年) 36歳 37歳
1988年(昭和63年) 35歳 36歳
1989年
(昭和64年/平成元年)
34歳 35歳
1990年(平成2年) 33歳 34歳
1991年(平成3年) 32歳 33歳
1992年(平成4年) 31歳 32歳
1993年(平成5年) 30歳 31歳
1994年(平成6年) 29歳 30歳
1995年(平成7年) 28歳 29歳
1996年(平成8年) 27歳 28歳
1997年(平成9年) 26歳 27歳
1998年(平成10年) 25歳 26歳
1999年(平成11年) 24歳 25歳
2000年(平成12年) 23歳 24歳
2001年(平成13年) 22歳 23歳
2002年(平成14年) 21歳 22歳
2003年(平成15年) 20歳 21歳
2004年(平成16年) 19歳 20歳
2005年(平成17年) 18歳 19歳
2006年(平成18年) 17歳 18歳
2007年(平成19年) 16歳 17歳
2008年(平成20年) 15歳 16歳
2009年(平成21年) 14歳 15歳
2010年(平成22年) 13歳 14歳
2011年(平成23年) 12歳 13歳
2012年(平成24年) 11歳 12歳
2013年(平成25年) 10歳 11歳
2014年(平成26年) 9歳 10歳
2015年(平成27年) 8歳 9歳
2016年(平成28年) 7歳 8歳
2017年(平成29年) 6歳 7歳
2018年(平成30年) 5歳 6歳
2019年
(平成31年/令和元年)
4歳 5歳
2020年(令和2年) 3歳 4歳
2021年(令和3年) 2歳 3歳
2022年(令和4年) 1歳 2歳
2023年(令和5年) 0歳 1歳

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満年齢の計算方法(計算式)

ここでは、満年齢の計算方法について紹介します。

◆満年齢の計算方法は以下の通りです。

【その年の誕生日を迎えた後】
現在の年(西暦)-生まれ年(西暦)

【その年の誕生日を迎える前】
現在の年(西暦)-生まれ年(西暦)-1

2000年4月1日生まれの人の場合を考えてみましょう。

2024年4月時点の満年齢は、すでに誕生日を迎えた後なので2024-2000=24で24歳となります。

2024年3月時点の満年齢は、誕生日がまだなので2024-2000-1=23で23歳ですね。

ポイントは「西暦」で計算することになりますが、和暦を西暦に変換するのには少々コツが必要です。

まず「令和」ですが、その名の通り「018(れいわ)」がポイントで、和暦の数字に18を加えることで西暦に変換できます。現在は令和6年なので「6+18=24」、つまり2024年ということになります。

次に「平成」と「昭和」です。これは両方合わせて「馬場文庫」と覚えておくとよいでしょう。「馬場→ばば→88」で、「文庫→ぶんこ→25」を表しています。「88」が平成の、「25」が昭和の計算方法です。

たとえば、昭和60年を西暦に変換するなら「60+25=85」で計算でき、1985年とわかります。

平成は1900年代と2000年代に分かれますが、下2桁で認識できます。たとえば、平成5年は「5+88=93」なので1993年。平成30年は「30+88=118」となりますが、下2桁をとって2018年です。

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満年齢の計算方法(Excel)

満年齢はExcelを使って簡単に計算することもできます。

Excelで満年齢を計算するためには「DATEDIF」という関数を使います。

計算式は以下のようになります。

「=DATEDIF(開始日、終了日、単位)」

具体的な操作手順は①~⑤の通りです。

①Aさんの「生年月日」と「年齢を調べたい日付(基準日)」をシートに入力し、年齢のセルを選択。

DATEDIFの使い方①

②年齢のセルに「=DATEDIF()」と入力して()内にカーソルを合わせます。

DATEDIFの使い方②

③「生年月日」のセルを選択→「,」を入力→「基準日」のセルを選択。

DATEDIFの使い方③

④「,」を入力→単位としてYearの頭文字「"Y"」を入力。
★ここを“M”にすると満月数、“D”にすると満日数を計算することもできます。

DATEDIFの使い方④

⑤「Enter」を押すと、Aさんの基準日時点の満年齢(23歳)が出てきました!

DATEDIFの使い方⑤

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もし年齢を書き間違えたら?

履歴書の年齢を間違えて書いてしまったときはどうしたらよいのでしょうか。

間違えたときの対応方法

パターン1「書いている途中で気づいた」

履歴書は大変重要な書類です。

情報の一つひとつが合否に影響を及ぼすこともあるので、誤った情報を書いてしまったときは最初から書き直しましょう

ただ、応募先が独自の様式を採用しており、代わりの書類を受け取ることができないなどやむを得ない場合もあります。

その際は応募先の採用担当者へ連絡し、再度履歴書を送ってもらうか、二重線と訂正印で修正する方法が可能かどうかを確認しましょう。

パターン2「提出してから気づいた」

年齢は履歴書の記入において基本中の基本。

その年齢が誤っているということは、履歴書全体の信憑性にもかかわる重要な問題となりうるため、提出後に気づいた場合は直ちに応募先の採用担当者へ連絡し、謝罪しましょう

応募期限まで余裕があるなら、書き直した履歴書を送ってもよいか確認しましょう。

≪関連記事≫履歴書の修正についてはこちら

書き間違いで不採用はある?

基本的には年齢を書き間違えたとしても、その誤りが軽微な場合、年齢制限の範囲にも影響を及ぼさないのであれば、採用の可否に大きくかかわることはありません

ただし、極端に若いまたは上に年齢を書くなど、それが履歴書全体の信憑性に大きくかかわる問題と判断されたときは不採用となる場合があります

また、年齢が応募の条件となっているときに誤った情報が書かれていると、それが故意(経歴詐称)とみなされて不採用となることも。

いずれにしても、書き間違いに気づいた場合は、書き直すかすぐに応募先の採用担当者へ連絡をするなど、適切な対応をするようにしましょう。

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転職に年齢は影響する?

多くの場合、転職先は「就職してからの年数」に注目しています。

年齢制限がある求人などを除けば、単純に年齢だけで採否が決まることはほぼありません。採用者は、就職してからの年数と併せて、応募者の適正を見ています

たとえば、大卒で25歳の転職者の場合、「社会人3年目」の人もいれば、浪人や留年をして「社会人1年目」の人もいるでしょう。

その場合、採用者は「3年間の社会人経験で身につけたスキル」や「浪人・留年した理由」にも着目します。年齢はあくまで判断材料の一つなのです。

ただし、応募者の年齢は採否を決めるために不可欠な情報です。履歴書を書くときは「満年齢」を理解して、転職先に正しく伝えるようにしましょう。

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まとめ

履歴書の年齢をうっかり間違えても、応募条件に年齢制限がなければ「連絡しなくても大丈夫」と思う方もいるかもしれません。

しかし、採用担当者は年齢もしっかりとチェックしているため、誤りがある場合はすぐに気づきます。

年齢の記入は履歴書において基本中の基本なので、その情報に誤りがないよう「満年齢」をしっかりと理解して、正しく記入するようにしましょう。

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