ポイント:食べる人が味を調整できるレシピ
料理が苦手で味見のコツがわからず、どのタイミングで味をみるのか、何を足したら良いか? そんな風に味つけに迷っている方もいるでしょう。レシピ通りに作っても、最後に味を足して失敗することも多いのでは。ただ、味付けは料理で一番大切なこと。味は引き算ができませんが、足りない場合は最後に足すことができます。最低限の味つけの調理をして、最後の味の加減は食べて頂く方にして頂けるレシピです。
イワシの塩煮 キャベツとレタスのせん切り添え
塩煮にすることで、焼き魚に近いシンプルな仕上がりに。イワシがしっとりと煮あがるので、噛む力が衰えている人でも食べやすくなります。食べる時にしょうゆ、オリーブ油をかけて頂きます。
イワシは歯や骨の素となり、骨粗鬆症を防ぐカルシウムと、そのカルシウムの吸収を助けるビタミンDが含まれています。
調理時間 約15分
材料(2人分)
イワシ2尾
A(水1カップ、酒大さじ3、塩小さじ1/3、ローリエ1枚)
キャベツ1/2枚
レタス1枚
※しょうゆ・オリーブ油を好みでかける
作り方
1. イワシはうろこをこそげとり、頭を切り落とす。腹に切れ目を入れワタを除く。骨についている血を流水で洗い、ペーパータオルで水気をふく
(店頭で処理してもらうと短縮できます)
2. 鍋にAを入れ、沸騰してきたら1のイワシを入れ、落とし蓋をして中火で10分煮る
3. キャベツ、レタスをせん切りにして混ぜ合わせ、2に添える。好みでしょうゆ、オリーブ油をかけていただく
ワンポイントアドバイス
※イワシは臭みが強いので、頭を切り落として煮るのがポイントです。
プロフィール
佐藤昭子(さとう・あきこ)
弥生学園クッキングスクール講師7年半勤務(和食料理・中国料理・西洋料理・お菓子)
平成9年:世田谷区在宅栄養士会会員:北沢支部
*地域支え合い活動:高齢者・子ども・離乳食の献立作成と講師
*男の料理教室講師:DANCHU会・ヤローやろうー会・男前教室
*北沢地区健康教室講師:部会員の要望に合わせた健康に良い献立作成
月間冊子CGCふれあい交差点製作【6年間】
全国スーパーマーケット協会 青果スペシャリスト養成の料理講師:旬の食材・新しい食材を使っての調理方法・季節に合ったアイデア料理【10年間】