ポイント:食べる人が味を調整できるレシピ
料理が苦手で味見のコツがわからず、どのタイミングで味をみるのか、何を足したら良いか? そんな風に味つけに迷っている方もいるでしょう。レシピ通りに作っても、最後に味を足して失敗することも多いのでは。ただ、味付けは料理で一番大切なこと。味は引き算ができませんが、足りない場合は最後に足すことができます。最低限の味つけの調理をして、最後の味の加減は食べて頂く方にして頂けるレシピです。
かぼちゃの煮物
かぼちゃを牛乳で煮ることでコクが出て、柔らかく仕上がります。また、かぼちゃの汁にトロミが付いているので、喉の通りが良く、食べやすくなります。食べるときに好みでしょうゆをかけて味つけを調整します。
かぼちゃに含まれるカロテンは肌や粘膜、目を丈夫にして、免疫力を高めます。また、ビタミンEも豊富に含まれ、血行を促進し体を温めます。その他カリウム・ビタミンC・ビタミンB1・ビタミンB・ビタミンE・カルシウム・鉄など、多様な栄養素を含んでいます。
調理時間 約15分
材料(2人分)
かぼちゃ1/8個
牛乳1カップ
水1/2カップ
水溶き片栗粉(片栗粉小さじ1+水小さじ2)
※しょうゆを好みで少々かける
作り方
1. かぼちゃは種を取り除き、2㎝の角切りに切る
2. 鍋にかぼちゃを並べ、牛乳、水を加え、中火で煮る
3.沸騰してきたら弱火にして、かぼちゃが軟らかくなるまで煮る
4.3からかぼちゃを取り分け、煮汁に水溶き片栗粉を加えてとろみを付け、取り分けたかぼちゃにかける
5.しょうゆを少々かけて味つけし、いただく
ワンポイントアドバイス
※ かぼちゃが硬いときには、ラップに包んで電子レンジで約3分加熱してから、切るようにしましょう。
※ 牛乳で煮たかぼちゃは、かぼちゃサラダやスープなど、他の料理にも使えます。
プロフィール
佐藤昭子(さとう・あきこ)
弥生学園クッキングスクール講師7年半勤務(和食料理・中国料理・西洋料理・お菓子)
平成9年:世田谷区在宅栄養士会会員:北沢支部
*地域支え合い活動:高齢者・子ども・離乳食の献立作成と講師
*男の料理教室講師:DANCHU会・ヤローやろうー会・男前教室
*北沢地区健康教室講師:部会員の要望に合わせた健康に良い献立作成
月間冊子CGCふれあい交差点製作【6年間】
全国スーパーマーケット協会 青果スペシャリスト養成の料理講師:旬の食材・新しい食材を使っての調理方法・季節に合ったアイデア料理【10年間】