ポイント:食べる人が味を調整できるレシピ
料理が苦手で味見のコツがわからず、どのタイミングで味をみるのか、何を足したら良いか?
そんな風に味つけに迷っている方もいるでしょう。
レシピ通りに作っても、最後に味を足して失敗することも多いのでは。
ただ、味付けは料理で一番大切なこと。
味は引き算ができませんが、足りない場合は最後に足すことができます。
最低限の味つけの調理をして、最後の味の加減は食べて頂く方にして頂けるレシピです。
豚肉のだし汁煮
豚肉をだし汁で煮ることで、肉が軟らかくなるだけでなく、水っぽくならずに旨みを閉じ込められます。
添えるなすはレンジで調理。
食べる時にぽん酢でさっぱりと頂きます。
豚肉はビタミンB1を含んでいるので、疲労回復にいいと言われています。
また、ご飯やパンに含まれている糖質の分解を助け、エネルギーにかえてくれます。
ただ、汗や尿で排泄されやすいので、できるだけ多く食べるよう心がけましょう。
調理時間 約15分
材料(2人分)
豚肉しゃぶしゃぶ用100g
片栗粉大さじ1
A(だし汁2カップ、酒大さじ2)
茄子4個
塩少々
水適量
※ぽん酢を好みでかける
作り方
1.豚肉は3~4㎝の長さに切り、片栗粉を両面に付け、余分な粉は落としておく
2.Aを鍋に入れ、温まってきたら1を1枚ずつ入れ、火を通す
3.茄子は皮をむき、縦に5㎜幅の間隔で切り込みを入れ、塩を少量もみ込み、水にさらしておく
4.ビニール袋に3の茄子入れ、電子レンジで4~5分加熱し、ビニール袋のまま水の中に入れ、手で持てる位まで冷ます
5.豚肉と茄子を一緒に盛り合わせる。頂くときに、好みの量のポン酢をかけていただく
ワンポイントアドバイス
※茄子の軟らかさを調整したい場合は、ビニール袋の上から指で触って確認できます。
プロフィール
佐藤昭子(さとう・あきこ)
弥生学園クッキングスクール講師7年半勤務(和食料理・中国料理・西洋料理・お菓子)
平成9年:世田谷区在宅栄養士会会員:北沢支部
*地域支え合い活動:高齢者・子ども・離乳食の献立作成と講師
*男の料理教室講師:DANCHU会・ヤローやろうー会・男前教室
*北沢地区健康教室講師:部会員の要望に合わせた健康に良い献立作成
月間冊子CGCふれあい交差点製作【6年間】
全国スーパーマーケット協会 青果スペシャリスト養成の料理講師:旬の食材・新しい食材を使っての調理方法・季節に合ったアイデア料理【10年間】