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2021年12月27日

数年に一度の大寒波!高齢者が冬の自宅で気を付けるべき点は?

数年に一度の大寒波!高齢者が冬の自宅で気を付けるべき点は?

数年に一度と言われる大寒波が訪れ、全国各地で辛い寒さが続いています。
大雪警報や強風注意報、乾燥注意報が出されている地域もあり、寒さに備えた準備が必要です。

寒い冬に自宅で過ごすとき、特に注意が必要な場所やポイントとは?

室内でも要注意!冬に注意したい場所トップ3

■トイレ・脱衣所
寒い日にリビングや寝室など部屋の中は暖房で温めていても、トイレやお風呂場の脱衣所が寒いと感じたことはありませんか?

暖かい場所から寒い場所に急に移動すると、気温の変化に体が追い付かず急激に血圧が下がる「ヒートショック」が起きることがあります。

特に高齢者は、体温調節や血圧・脈拍の調節機能が徐々に衰えるため、冬場のヒートショックには注意が必要です。

ヒートショックを防ぐためには、部屋の寒暖差をなくすことが大切。
トイレや脱衣所にも暖房器具を設置して、使用する前に温めておくなどの対策をしましょう。

■お風呂
冬は寒くて汗をかかないからといって、油断は禁物です。
入浴中に気を付けたいのが「入浴中の脱水・熱中症」

冷えた体を温めるために熱いお湯に入浴すると、体温が上昇して熱中症の症状が出ることがあります。

冬でも入浴中には大量に汗をかく、ということを忘れずに、40度程度の熱すぎないお湯で長風呂は避け、入浴前・入浴中・入浴後の水分補給を忘れないようにしましょう。

■給湯器
冬になると家庭で増える事故と言えば、水道管の凍結。
水道管には凍結防止ヒーターがついているなど対策をしている人も多いかもしれませんが、意外と忘れがちなのが「給湯器の配管」です。

屋外に給湯器の配管が設置されている家では、寒い日に給湯器の配管が凍ってしまうことがあるので注意が必要です。

給湯器の配管が故障してしまうと修理が終わるまでお湯が使えない事態に。しかも、今年は新型コロナの影響で半導体が不足し、給湯器の修理や交換がなかなかできないケースが増えています。

外気温がマイナス4度を下回る日には、水道管と合わせて給湯器の配管にも凍結防止対策をしましょう。

寒い日にコロナ対策「換気」がしたいときは…

ときどき部屋の換気をしたいけれど、せっかく暖めた部屋が寒くなるのはイヤ!と思うことはありませんか?

新型コロナ対策やインフルエンザ対策に効果的とされている換気は、「2段階換気」や「換気扇」を使用することで、冬でも快適に行うことができます。

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