「介護業界は人手不足」といっても、採用担当者の目はシビア。
転職活動のちょっとした思い違いやうっかりミスで、入社のチャンスを逃している人も多いのではないでしょうか?
ここでは、転職活動の失敗談を、介護求人ナビ編集部からのアドバイス付きでご紹介。「あの時こうしていれば…」と後悔しないためにも、ぜひ参考にしてください!
〈事例1〉履歴書を見ただけで不採用なんて、ホントにあるんだ…
41歳/女性/ゆか
経歴や自己PR、志望動機に書くことが見つからなくて、結局スカスカの履歴書になってしまったんです。まあ、いいやと履歴書を郵送したら、書類選考で不採用に。介護職の経験はあるのに、面接すら受けられないなんて…正直、落ち込んでいます。
《アドバイス》
書類選考がある場合、他の応募者に比べて空白の部分が多い履歴書は「熱意がない」と判断されてしまうことがあります。また、白の部分を減らすために大きな字でごまかしても意味はありません。
特に介護職の経験があり、年齢も比較的上の方の場合は、しっかりした内容を記入しないと「志望度が低い人」「仕事への取り組みが甘い人」と思われてしまうでしょう。
履歴書の書き方をもう一度確認して、自分の思いを伝えられる履歴書を作りましょう。
自己PRや志望動機は、書き方の文例なども参考にすることをおすすめします。
>>【性格】【職種】【資格】などケース別「志望動機」文例が多数!<<
>>【性格タイプ】【人生経験】【働き方】などケース別「自己PR」文例が多数!<<
〈事例2〉他の事業者に提出した履歴書を使い回したら最悪の結果に
21歳/女性/なおこ
以前応募した事業者から戻ってきた履歴書を、別の事業者の応募に使ったら、すぐにバレてしまったんです。面接官から「○○も受けたんですね」と言われ、不採用だったことまで知られてしまい、面接の雰囲気は最悪に…。もちろん、結果は不採用でした。
《アドバイス》
履歴書の使い回しは、絶対NGです!
使い回していることは日付だけで分かりますし、一度人の手に渡った紙には折り目がつくなど、質感も変わってしまいます。また、以前応募した事業者を知られたということは、もしかして履歴書のどこかに事業者名が記載されていたのではないでしょうか?
使い回しの履歴書では、あなたのやる気や熱意は伝わりません。必ず、新しい履歴書を用意しましょう。
>>履歴書の「基本中の基本」を再チェック!<<
〈事例3〉オリジナルの履歴書でアピールしようと思ったのに…
24歳/男性/イチロー
自分をアピールしたいと思ったので、パソコンでオリジナルの履歴書を作ったんです。項目も自分の強みが伝わるように変更して、キレイにできたんだけど、面接官の反応はイマイチで…。やっぱり市販の履歴書を使った方がよかったのかな。
《アドバイス》
オリジナル性の高い履歴書は、マナーや協調性がないと判断されてしまう可能性があります。また、項目を変更してしまうと、採用担当者にとって見づらくなってしまうことがありますし、履歴書に記載するべき項目がぬけてしまう場合もあります。
パソコンで作成する場合でも、定型のフォーマットを使うようにしましょう。
また、最近はパソコンで作成された履歴書も一般的になりつつありますが、介護業界への転職の場合は原則的に手書きにすることをおすすめします。これは、(1)手書きの方が人柄や熱意が伝わりやすい、(2)採用担当者が手書きの履歴書を見慣れている、(3)介護記録などを手書きで行うことが多い、などの理由があります。
自分をアピールすることだけでなく、相手に伝わるかにも気を配るようにしましょう。
>>履歴書のフォーマットはこちらからダウンロードできます<<
●○● 介護業界で転職する時の 基本ノウハウ ●○●
介護求人ナビの求人数は業界最大級! エリア・職種・事業所の種類など、さまざまな条件で検索できます