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2019年06月23日

初めて書いた職務経歴書で大失敗…。コツを教えて!【転職活動 私の失敗談】 | 介護求人ナビ お役立ち情報

場合によっては、履歴書以上に重要視される“職務経歴書”。「介護業界は人手不足」といっても、採用担当者の目はシビア。転職活動のちょっとした思い違いやうっかりミスで、入社のチャンスを逃している人も多いのではないでしょうか?
ここでは職務経歴書の悩みを、介護求人ナビ編集部からのアドバイス付きでご紹介。「あの時こうしていれば…」と後悔しないためにも、ぜひ参考にしてください!


〈事例1〉「介護職の実績」って何?職務経歴書に何を書いていいか分からない…

139歳/男性/藤井

管理職になりたいと思い、管理職候補を募集している施設への転職を希望しています。先日応募した施設は、面接に職務経歴書を持参しなければならなかったのですが「介護職の実績」といわれても、何を書いていいか分からなくて…。結局、職務経歴書は提出しませんでした。結果は不採用。履歴書だけじゃダメなのかな。


《アドバイス》
履歴書にも経歴を記入する欄があります。しかし、それだけであなたのキャリアや経歴、意欲をしっかり伝えるのは難しいもの。
職務経歴書は、あなたのキャリアを具体的に伝え、「ウチの会社にぜひ欲しい人材だ」と思ってもらうための、アピールの場です。ぜひ書きましょう。
特に、職務経歴書の提出が義務づけられている場合は、提出しない時点で「やる気がない人」、「お願いしたことをやってくれない人」、と思われかねません。

書き方がわからない人は、こちらのページを参考にしてください。
→職務経歴書の書き方

なお、職務経歴書には、「実績=今までやってきたこと・力を入れていたこと」と「その成果」をできるだけ具体的に書くようにしましょう。
例えば、以下のような実績や成果はありませんか?

●レクのスケジュールを管理していた(やったこと=実績)
→レクの質が向上/スタッフの負担軽減につながった(やったことでの成果)

●排泄介助の改善に取り組んでいた(実績)
→オムツが減り、利用者の生活が改善できた(成果)

●チームリーダーとして業務改善を行った(実績)
→スタッフの残業削減/退職者が減った(成果)

こういったことは、介護現場でのあなたの「実績」「成果」です。

小さなことでもかまいません。あなたが「利用者や職場のためにしたこと」を振り返り、書き出してみましょう。

また、職務経歴書を書く時は、できるだけ具体的な数字を盛り込むことも大切です。

例えば…
× 「フロアリーダーを経験」
○ 「○年間、フロアリーダーを経験。○人のスタッフと一緒に、○人の利用者のケアを担当」

より具体的に伝えることを心がけるだけで、あなたのキャリアや魅力を、より強くアピールすることができます。


〈事例2〉初めての職務経歴書。「書式は自由」と言われたので、作文を書いてみたけど…

224歳/女性/ふうこ

応募先から職務経歴書の提出を求められたんです。職務経歴書を書くのは初めて。書式は自由と聞いていたので、作文みたいなものかと思い、介護職に就いてから今までのことを書いてみました。でも職務経歴書を見た面接官が、困ったような表情に…。職務経歴書って、自由に書いちゃダメなの?

《アドバイス》
職務経歴書には、履歴書のように決まったフォーマットはありません。しかし、基本的な書き方のルールがあります。そのルールに沿った方が、経歴をわかりやすく伝えることができます。

職務経歴書は、あなたの経験やスキルをアピールするための書類です。相手に見てもらい、経歴を理解してもらうことが目的ですから、わかりやすいことが重要。作文形式だと、時系列やポイントがわかりにくいため、あなたの魅力を短時間で上手に伝えるのは難しいでしょう。

職務経歴書を書く時は、次のようなポイントに気をつけるようにしましょう。

●自分のスキルに合った形式で書く
→介護職の経験にあわせて「編年式」「キャリア式」から選びましょう。
*「編年式」「キャリア式」の違いについてはこちらをご覧ください

●具体的な業務内容や成果を盛り込む
→あいまいな表現はさけ、できるだけ具体的な内容を書くようにしましょう。

●要点を簡潔に伝える
→長過ぎる文章はNG。箇条書きにするなどして、簡潔にまとめましょう。

*実際にどんな風に書けばいいの…?こちらで見本をご確認ください
《 編年式 》 職務経歴書の書き方見本
《 キャリア式 》 職務経歴書の書き方見本

介護求人ナビでは、職務経歴書の書き方を確認したり、フォーマットをダウンロードできるコンテンツを提供しています。ぜひ参考にしてください。
職務経歴書のフォーマットをこちらからダウンロードできます
「職務経歴書の書き方Q&A」をまとめてチェック!


〈事例3〉介護職の経歴が多すぎて…。職務経歴書にまとめるのが大変なんです!

351歳/女性/はつえ

介護職として30年以上のキャリアがあり、何度か転職も経験しました。この経験を活かして転職したいと思い、職務経歴書を書いているのですが、なかなか進まなくて…。書くことが多すぎて、まとまらないんです。このままでは、10枚くらいになりそう。転職活動も進まないし、どうしていいか困っています。

《アドバイス》
職務経歴書はA4の用紙1〜2枚、多くても3枚までにおさまるようにしましょう。
たくさんの職歴がある場合は、すべての職歴を細かく記入する必要はありません。次のようなことをポイントに、代表的な職歴2〜3つのみをしっかり記入することをおすすめします。

●転職先で求められる業務に役立つ職歴
●新しい取り組みや業務改善などの実績がある職歴
●リーダーなど管理職経験のある職歴 など

採用担当者は、職務経歴書だけで合否を決めるわけではありません。面接での対応も大きなポイントですので、職務経歴書に書けなかった内容を面接で捕足することもできます。

採用担当者はたくさんの応募者と対応しているため、長過ぎる職務経歴書はNGです。10枚などの大ボリュームになると、すべてのページにじっくり目を通してもらうのが難しくなります。結果、目を通して欲しい大事な部分を、見とばされてしまう可能性もあります。

採用担当者にあなたの魅力をアピールするためには、職務をすべて記入するのではなく、読み手の気持ちになって「事業者に合わせた内容」にすることが大切です。
例えば、管理職としての能力を求められているならリーダーとしての経験を。介護職としての能力を求められているなら介護職としての実績や技術をアピールするようにしましょう。

「採用担当者の視点」を意識すれば、よりあなたの経歴をアピールできる職務経歴書が書けるはずです。

●職務経歴書・履歴書の必須項目「志望動機」「自己PR」の例文を100以上ご紹介しています。
→ ケース別「志望動機」 例文集
→ ケース別「自己PR」 例文集




この他にも、転職者の失敗談&アドバイスを、以下のページでご紹介しています!

・今までと違うタイプの事業所へ 【介護業界内の転職】
・転職先の同僚との人間関係に悩み 【職場の人間関係】
・履歴書にネガティブ動機は書いちゃダメ? 【履歴書の書き方に失敗】
・面接は下調べが重要! 【面接の準備で失敗】
・職務経歴書を出さないと不利? 【転職の書類で失敗】
・応募時は入力間違いに要注意! 【転職サイトでの失敗談】

ほかにも多数の失敗談があります。すべて見たい方はこちらをどうぞ。
・こんな職場とは思わなかった!「転職先選び」失敗談 →一覧ページ
・履歴書・職務経歴書・面接・…「転職活動」の失敗談 →一覧ページ


履歴書や面接で必要になる「自分らしい志望動機・自己PR」の言葉。ぜひこちらを参考に!


・「志望動機」 例文集 →一覧ページ
・「自己PR」例文集 →一覧ページ


●○● 介護業界で転職する時の 基本ノウハウ ●○●

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