「介護業界は人手不足」といっても、採用担当者の目はシビア。
転職活動のちょっとした思い違いやうっかりミスで、採用のチャンスを逃している人も多いのではないでしょうか?
ここでは、転職活動の失敗談を、介護求人ナビ編集部からのアドバイス付きでご紹介。「あの時こうしていれば…」と後悔しないためにも、ぜひ参考にしてください!
〈事例1〉自己PRをちょっと「盛った」ら、大変なことに
24歳/女性/タミちゃん
前の職場では感染症対策リーダーのお手伝いをしていたんです。でも、それじゃあアピールが弱いかなと思って、履歴書には「感染症対策プロジェクトを担当」と書いたら、面接で詳しく聞かれてしまって…。質問にちゃんと答えられなくて、もちろん不採用でした。
《アドバイス》
職歴はもちろん、自己PRに書くあなた自身の経験なども、正確に記入することは基本中の基本です。自分をよく見せたいからと、大げさに書いてしまうと、「信頼できない人」だと思われてしまいます。
履歴書ではうまく書けたと思っても、その後の面接での質疑応答で必ずその小さなウソはバレてしまいます。また、採用後に発覚した場合、最悪、採用取消になってしまうことも。
何よりも、自分をいつわって転職活動をすると、新しい職場であなた自身が苦労することになることを忘れないでください。
〈事例2〉履歴書に書いた内容を忘れて、面接でアタフタ
23歳/男性/ケンタ
履歴書をコピーせずに郵送してしまったんです。面接は1週間後だったから、自己PRや志望動機に何を書いたか、はっきりとは覚えていなくて。面接で履歴書に書いてある内容について聞かれた時、アタフタして履歴書とは違う内容を答えてしまいました。
《アドバイス》
面接官は、履歴書に書いてある内容をもとに質問してくるケースが多いのです。ここで、履歴書の内容と質問の答えにアンマッチがあると、履歴書の内容は正しいのか?あなたは信頼できる人間なのか?と疑問をもたれてしまいます。
履歴書は提出する前に必ずコピーをとり、面接の前には内容をしっかり確認しておくようにしましょう。
〈事例3〉ヨレヨレの履歴書を持参して、印象は最悪に…
29歳/男性/こまざき
履歴書を面接の時に持参したのですが、その日の天気は雨。傘はさしていたけど、カバンが濡れて中に入れていた履歴書がびしょびしょに。せっかく丁寧に書いたのにヨレヨレ、字もにじんでしまった履歴書を提出した時、「これはダメだな」と諦めました。
《アドバイス》
雨に濡れてしまったということは、履歴書をそのままカバンに入れていたのでしょうか?
折れた履歴書は、それだけでイメージダウンです。できるだけピンとした状態で渡せるよう、クリアファイルに入れて、さらに封筒に入れるなどの工夫をしましょう。事前に郵送する場合も、同様にクリアファイルに入れてから封筒に入れるのが正しいマナーです。
●履歴書の書き方は、こちらで詳しく紹介しています
●○● 介護業界で転職する時の 基本ノウハウ ●○●
介護求人ナビの求人数は業界最大級! エリア・職種・事業所の種類など、さまざまな条件で検索できます