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転職で「趣味・特技」が自己アピールに!~履歴書の「趣味・特技欄」の書き方

転職で「趣味・特技」が自己アピールに!~履歴書の「趣味・特技欄」の書き方

転職で「趣味・特技」が自己アピールに!~履歴書の「趣味・特技欄」の書き方

 

履歴書を書くときに「困った」と思うのは、「趣味・特技欄」ではないでしょうか。
これといった趣味がない場合にも困りますし、「スポーツ観戦」と書いて、はたして転職活動にメリットがあるのか、考え始めると不安になります。
人に誇れるような特技などない、と思ってしまう人も多いでしょう。
そこで、この欄をどうとらえるかも含めて、おすすめの書き方をお伝えします。

自分では「たいしたことがない趣味だ」と思っていても、介護士の場合、実は大きなアピールポイントになることもあるのです!
 

「趣味・特技欄」は“人となり”を見るため

履歴書の「趣味・特技欄」は、本人がどんなことに興味があり、何が好きなのかの人柄や性格などを読み取る手立てのひとつとして使います。

趣味は「読書」「ギター演奏」「野球」など、なんでもよいのです。

特技に関しては、「剣道(初段)」「英会話(英検1級・海外旅行先で会話ができる程度)」などと具体的に書くのがよいでしょう。
段位のあるものは初段以上、英語なら英検1級、TOEIC600点以上など、ある程度のレベルのものだけを書き、そのレベルに達していないなら、趣味として「剣道」「英会話」とだけ書くのがよいでしょう。
 

面接で内容を聞かれることを想定して!

履歴書に趣味・特技を書いたからには、面接では必ず質問されると考えましょう。

「読書が趣味ですね、どんな本に感銘を受けましたか?」「年間何冊くらい読みますか?」
と聞かれて、何も答えられない、実は年に2~3冊しか読んでいない、となると、ただ知的に見せたいだけ、と思われてしまいます。

また、好きな本を挙げたら、「どんなところがよかったですか?」と本の感想も聞かれることを想定し、答えも用意しておかなければなりません。
面接で聞かれて答えられる自信がないなら、書かない方が無難です。
 

趣味・特技がなければ「特になし」でもよい

特にわざわざ書くほどの趣味はない、というのなら「特になし」でもかまいません。

面接のときには「忙しくてあまり趣味を持たずに来ました。唯一、部屋に戻ってテレビドラマを見るのが楽しみです」などと言えばよいのです。面接で、どんなドラマが好きか、などと聞かれたら正直によく見ているドラマを挙げればよいでしょう。
 

介護では趣味がアピールポイントになることは多い!

介護の仕事においては、趣味や特技が仕事に役立つ場面も多いのです。

介護は、利用者さんの生活を支える仕事。
利用者さんはさまざまな趣味を持っています。
その方の趣味と合致していれば、話に花が咲き、コミュニケーションのきっかけになることも。

また、介護施設では、レクリエーションの時間などで、趣味が生かせる場合が多く、採用担当に喜んでもらえることも多いのです。
特に、デイサービスでは顕著です。


■介護士が仕事に活かせる趣味はこんなに!
カラオケ:利用者さんと歌う場面が多く、楽しそうに歌える介護士は利用者さんから好印象。
旅行:旅行に行った先が多いと、各地域出身の利用者さんと話がはずむ。
ガーデニング:利用者さんと庭やプランターで植物を育てて認知症予防に役立てられる。
食べ歩き:利用者さんは食べ物の話が好き。「近くのあの店がおいしい」という話で盛り上がるかも。
パソコン:介護士はパソコン作業が苦手な人が多く、パソコンが得意だと職場から重宝がられる。
外国語:外国人職員や利用者さんとコミュニケーションがとれやすい。上級会話でなくても、片言でも安心される。
ドライブ:利用者さんの送迎に役立つ。
カメラ:利用者さんとの記録撮影や壁の写真展示に役立つ。

このほか、『折り紙や切り絵、ハンドメイドなどが得意→壁などに貼る飾りの作成』『マジック、占い、生け花、書道、料理、将棋・囲碁などボードゲームなどが好き→レクリエーションの企画』を任せられると、採用担当は考えるでしょう。

「特技が人に教えられるくらいのレベルなら、これまでボランティアに頼んでいたレクの指導も、求職してきたこの人に任せられるかもしれない」と期待されます。

採用のアピールポイントには十分すぎるくらいなのです。
これまで、介護現場で「マジックを披露して人気だった」「書道は利用者さんの見本として書いていた」などという経験があるなら、なおさらです。
求職者も、自分の趣味が生かせ、利用者さんや職場で喜んでもらえるなら、働きがいもあるでしょう。
 

趣味・特技の例文はカッコ書きで説明を入れる

履歴書に趣味や特技を書くときは、「簡潔に書く」という原則を忘れないようにしましょう。

詳しくは面接でアピールすることにして、パッと見てわかりやすい文章を心がけます。

具体的には、最初に趣味や特技を挙げ、カッコ書きで簡単に説明するようにします。

<記入例>

趣味:菓子作り(現職場の月1回のレクリエーションで毎回菓子作りを担当)
趣味:ドライブ(ゴールド免許●年。現職場の送迎を担当)
特技:書道(2段 現職場のレクリエーションにて見本と指導を担当)

これはNG!不利になる趣味は?

転職活動の履歴書では、自慢が過ぎるような記述は敬遠されます。

採用する側にも、同じような趣味の人、特技のある人がいれば、自分が思うほど重宝されないかもしれません。
客観的な記述を心がけましょう。

また、趣味に没頭しすぎているような文章は避けましょう。
「そんなに趣味に時間を割いて、仕事に影響があるのではないか」と思われたら不利になります。

<NG例と書き換え方>

×趣味:料理(利用者さんにおいしいといつも言われます)
「おいしい」は主観。「趣味:料理(料理レクリエーション担当を任される)」など事実を記載することを心がける。
×趣味:キャンプ(毎週末泊まりがけで山岳地を来訪)
週明けに疲労していないか担当者を不安にさせる。特に記述せず「趣味:キャンプ」だけでよい。
×特技:カメラ(ファッション写真中心)
利用者さんを撮影することにはあまり関係がない。「趣味:カメラ(人物撮影中心)」などが好印象。

また、言うまでもなく、パチンコやギャンブルなどは好印象とはいえません。

自分の趣味や特技が、仕事にどう生かせるのかを考えて書きましょう!

 

 

転職のステップガイドはこちら

 

 

■ 転職活動の準備
■ 履歴書の書き方
■ 職務経歴書の書き方
■ 自己PR 例文集
■ 志望動機 例文集
■ 面接対策

 

 

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