転職する際、資格は大きなアピールポイントです。自分のスキルや能力が、目に見える形で表現できるのが資格の強みです。業務独占資格や価値の高い資格であれば、採用へ大きなアドバンテージを得ることができます。
採用の合否を大きく左右する重要なポイントでもある「資格」。履歴書の資格の欄にはどのように書くべきなのか、解説します。
履歴書には表形式で「免許・資格」の欄があります。
保有している資格を記載する時には「取得した日が古い順」に記載します。
履歴書の免許・資格の欄は、左側に取得した「年・月」を記載しますので、上から古い順に資格が並びます。
応募する側としては国家資格や業務独占資格など、重要度の高い資格を上に書いてアピールしたいと思います。しかし採用側としては、取得した資格が時系列で記載してあることで、職歴の欄も見ながらこれまでのキャリアを確認することができます。
「保有資格の数が多いため、免許・資格の欄に書ききれない」という場合は、業務に関連性の深い資格を優先して書き、業務と関連の薄い資格は省略しましょう。
書ききれなかった資格は履歴書ではなく、職務経歴書に記載してアピールすることもできます。
履歴書の免許・資格の欄には年・月を記入する部分があります。この部分には「受験日」「合格日」「登録日」どれを書くのが適切なのでしょうか。
結論から言うと、基本的には資格者証・合格者証や免許証に記載してある日付を記載します。
資格者証・免許状などに「合格」「取得」などが記載されている箇所があるので、その日付を履歴書に記載しましょう。
「資格者証」であれば、登録日または取得日として記載してあります。「合格者証」であれば合格日が記載していることが一般的です。
普通自動車第一種運転免許や介護職員初任者研修、介護福祉士であれば、免許証や資格者証を確認し、「取得日」を記載します。
簿記検定や英語検定であれば合格者証を確認し、「合格日」を記載します。
資格取得に向けて勉強中、もしくは研修中の場合も履歴書に書くことができます。左側の年月の欄を空欄にした上、「取得に向けて勉強中」「取得に向けて研修中」と記載します。
介護職員初任者研修を受講中の場合は、「介護職員初任者研修 取得に向けて研修中」となります。
資格の取得日がわからない場合の対処方法について解説します。
まずは資格者証や免許証、合格者証を確認しましょう。そして、記載してある合格日や取得日を確認します。
■転職時は資格者証のコピーが必要!
転職時には、資格を証明するために、勤務先に資格者証・免許証・合格者証などのコピーを提出することが一般的です。
証明する書類が見つからないのであれば、再発行が必要になる場合もあります。
特に介護・医療に関する資格の場合は、事業者が資格者証を確認し、資格者証の控えを保管することが義務付けられていますので、再発行が必要になります。
■資格者証を紛失したら…
資格者証・免許証・合格者証を紛失していたのであれば、まずはその資格・免許を発行している団体や協会等に問い合わせましょう。
団体等で合格者・資格取得者の登録をしているのであれば、取得年月日を問い合わせて確認することができます。
再発行が必要な場合は再発行の手続きについて確認しましょう。再発行には時間がかかる場合がありますので、できるだけ早めに手続きを行うといいでしょう。
どうしても資格取得日がわからない、という場合は日付を空欄にすることも可能です。
面接で質問された時に、資格取得日が不明な理由を説明できるようにしておきましょう。誠実に事情を説明することで、マイナスの印象を避けることができます。
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