ポイント:夏バテ知らずのそうめん料理
蒸し暑くて過ごしにくい季節ですが、”だるい””食欲がない”といって食事をとらないと、夏バテになってしまい、ますますつらくなります。そうなる前に調理を工夫して食事をとって、暑さに負けない体を作りましょう。
暑くても食べやすいそうめんを活用し、具だくさんに仕上げました。のど越しのよいそうめんはおいしく感じられますが、そればかりでは栄養不足になりがちです。汁・具を工夫してみましょう。
鯛の酒蒸しそうめん
食べやすいように切り身の鯛を使ったご馳走麺。鯛だけでなく野菜、青柚子の香りが、食欲をそそります。
調理時間 約20分
材料(2人分)
鯛の切り身2切
塩少々
昆布10㎝角2枚
酒大さじ1
にんじん1/4本
三つ葉1/2束
A(めん汁(3倍濃縮)大さじ3、水200ml、蒸し汁(器に出た分))
おろした青柚子少々
そうめん150g
作り方
1. 鯛の切り身に塩少々をふりかけ、熱湯をかけ霜降りにする。
2.1を、昆布を敷いた耐熱容器に並べ、酒を振り、ラップをかけ4分加熱する(その際出る蒸し汁はとっておく)。
3.にんじんは3㎝の長さのせん切りにして茹でる。三つ葉は茹でてから3㎝の長さに切る。
4.鍋にAを入れ、一度煮立たせる。
5.そうめんの端を糸で束ねてから茹でる。茹であがったら一口サイズに丸めて整える。
6.食べる器に3の鯛、昆布、そうめん、にんじん、三つ葉、おろした青柚子を盛りつけ、4の汁をかける。
ワンポイントアドバイス
※鯛は霜降りした後に、ウロコ、骨などがないか、手で触りチェックしましょう。
※鯛には隠し包丁を入れるなどして、より食べやすくなる工夫をしましょう。
プロフィール
佐藤昭子(さとう・あきこ)
弥生学園クッキングスクール講師7年半勤務(和食料理・中国料理・西洋料理・お菓子)
平成9年:世田谷区在宅栄養士会会員:北沢支部
*地域支え合い活動:高齢者・子ども・離乳食の献立作成と講師
*男の料理教室講師:DANCHU会・ヤローやろうー会・男前教室
*北沢地区健康教室講師:部会員の要望に合わせた健康に良い献立作成
月間冊子CGCふれあい交差点製作【6年間】
全国スーパーマーケット協会 青果スペシャリスト養成の料理講師:旬の食材・新しい食材を使っての調理方法・季節に合ったアイデア料理【10年間】