大阪府・兵庫県・宮城県で「まん延防止等重点措置(まん防)」の適用が決定。
4月5日から5月5日まで、まん延防止等重点措置による感染対策が実施されることとなりました。
期間はどうやって決まるの?
そもそも、「まん延防止等重点措置(まん防)」は、地域を限定して予防対策を行うためのもの。
適用期間は、政府の会議で決定されます。
今回は4月5日から5月5日までの1か月間、大阪府・兵庫県・宮城県に「まん延防止等重点措置」が適用されることが決定しました。
「まん防」後の大阪・兵庫・宮城の感染対策は?
「まん延防止等重点措置」の適用が決定すると、各都道府県知事が具体的な対応策と適用地域を決定します。
大阪府では、大阪市を中心に大阪府全域で、不要不急の外出自粛や宴会の自粛を呼びかけ。
飲食店の時短営業は、大阪市は20時まで、大阪市以外の地域は21時までとなっています。
宮城県では、まん防適用に先立って、県独自の緊急事態宣言を実施。
3月5日から4月30日までの期間に、外出自粛やイベントの開催制限などの対策が決定していました。
4月1日のまん延防止等重点措置の適用を受け、仙台市を対象地域とし、時短営業などの期間が延長されると考えられます。
(参考:大阪府公式ホームページ「第43回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議」)
(参考:宮城県公式ホームページ「新型コロナウイルス感染症対策サイト」)
今後の「まん防」は効果次第か
今回のまん延防止等重点措置の適用は、3月31日に知事からの要請後すぐ、4月1日に適用が決定されました。
現在も各都道府県では独自の感染対策が行われています。
まん延防止等重点措置の適用が広がるかどうかは、政府の対応や支援、まん延防止等重点措置対象地域の効果を踏まえて、各都道府県で判断することとなります。