人が集まれば、気が合う人と仲良くなるのは自然なこと。でも、職場でグループや派閥ができてしまい、それが原因で人間関係や雰囲気を悪くしてしまうのは問題! そんな介護の職場では、いいケアはできません。
また、チームワークに悪影響が出ることもあります。
ここでは、そんな派閥争いに関する転職失敗談を、介護求人ナビ編集部からのアドバイス付きでご紹介。
せっかくの転職を失敗に終わらせないためにも、ぜひ参考にしてください!
グループや派閥がイヤでいつも一人。でも、仕事の悩みを相談できる相手が欲しい!
24歳/女性/トモ
前職は、仲良しグループや派閥の人間関係がわずらわしくて転職。面倒な人間関係に巻き込まれないよう、転職先では他のスタッフとできるだけコミュニケーションをとらず、一人で黙々と仕事をするようにしています。
最初は気楽でいいと思っていました。でも、仕事の悩みやトラブルがあった時、相談できる相手がいなくて…困っています。
《アドバイス》
同僚や上司と、どんな距離感で付き合いたいかは人それぞれ。個人的な感情だけの「仲良し」や、プライベートまでべったりの「人間関係」は、職場には必ずしも必要はありません。
しかし、仕事をする上で同僚との情報共有やコミュニケーションは大切です。
「仲良し」=「チームワークがいい」ということではありません。
しかし、「グループや派閥の人間関係がわずらわしい」からと、職場でのコミュニケーションを避けていては、仕事にも支障が出てくるでしょう。
例えば、以下を実践してはいかがでしょう。
仕事上のコミュニケーションはとりながらも、必要以上に距離を縮めすぎない方法です。
●仕事の話題は聞く・話すけど、プライベートの話は最低限にとどめる
●一般的な話題には参加するけれど、他のスタッフの悪口が出始めたら会話への参加をやめる
●業務改善に対する意見は言うけれど、グチや文句は言わない
●業務の延長上の歓迎会などには参加するが、単なる遊びの誘いは断る など
また、あなた自身は、他の同僚にアドバイスをしてあげたり、仕事の相談に乗っていますか?
プライベートの相談には乗らないとしても、仕事上の相談には乗れるといいですね。他のスタッフの仕事を積極的にフォローすることで、信頼関係も生まれ、あなた自身も周囲に相談しやすい環境ができるはずです。
それでも人間関係が難しい・わずらわしいと感じるなら、あらかじめ雇用期間が決まっている「派遣」という働き方もあります。
派遣の場合、仕事の悩みごとは派遣先の上司だけではなく、派遣元の担当者やコーディネーターも相談に乗ってくれます。また職場環境や待遇改善などの交渉をしたい場合、派遣元の担当者が、派遣先にかけあってくれる場合もあります。
介護の仕事はさまざまな働き方が可能です。自分に合った形を検討してみるのもいいかもしれません。
>>派遣社員の求人はこちら<<
合わせてチェック!介護のお仕事まるわかり情報
□
介護職・ヘルパーの魅力・やりがい・給与情報を徹底解説!
□
ケアマネの仕事の魅力や給与事情は?介護職からの転職でこんなメリットが!
□
サービス提供責任者の魅力や給与事情は?最新の資格要件も解説!
□
福祉用具専門相談員ってどんな仕事?やりがいや気になる給料事情を解説!
□
生活相談員ってどんな仕事?給料や仕事の魅力は?資格要件もチェック!
●○● 介護業界で転職する時の 基本ノウハウ ●○●
介護求人ナビの求人数は業界最大級! エリア・職種・事業所の種類など、さまざまな条件で検索できます