最近は、
派遣社員として働く人が増えてきました。
派遣職員は時給がよく、定時で帰りやすいなど、条件が定まっていて働きやすいと感じる人が多いです。
いざ派遣登録しようというときに、悩みがちなのが「志望動機」。
まだ派遣先が決まっていないのに、志望動機を書く必要はあるの?と悩む人も多いのではないでしょうか。
派遣登録のときの履歴書の書き方と志望動機例文をご紹介します。
派遣登録の時は、志望動機は不要
派遣社員は、自分で勤務先を選ぶのではなく、派遣会社が契約している勤務先を紹介してもらい、派遣勤務する形をとります。
そのため、派遣先を自ら志望しないため、「志望動機」は不要となります。
派遣会社に提出する履歴書は、
「志望動機」の部分は空欄でもよいのです。
「自宅から自転車か徒歩で勤務できる勤務先を希望」「子どもの保育のため、夜勤勤務のない勤務先を希望」など、勤務条件について希望がある場合は、「本人希望記入欄」に書いておきます。
初めての派遣登録:派遣登録の理由を書く
これまで正社員として勤務していて、今回初めて派遣登録する、という場合は、
なぜ派遣会社を志望したのかを「志望動機」に書くのがよいでしょう。
■志望動機記載例:はじめて派遣職員として応募する場合
これまで特別養護老人ホームに6年間勤務し、後半はフロアリーダーも担ってきましたが、月に夜勤が7回以上など、激務により体調を崩し、妊娠を機に退職しました。しかし、再び介護職として社会の役に立ちたいという思いから、このたび派遣社員として応募させていただきました。未就学児の母親ではありますが、介護福祉士、認知症ケア専門士としての経験を生かし、即戦力となる派遣社員として職務を全うしたいと考えております。
登録ヘルパーの場合は勤務の状況を実態に合わせて書く
登録ヘルパーとしてはじめて訪問介護事業所に応募する場合は、志望動機や履歴書の書き方は派遣社員への登録とほぼ同じです。
また、これまで1~2カ所の訪問介護事業所に登録していた場合も、派遣社員としての職歴とほぼ同じような形で記載します。
ただし、退職の場合は、「期間満了」ではないので、ただの「退職」となります。
登録ヘルパーの場合は、同時に複数の訪問介護事業所に登録する場合があります。その場合は、「現在、○○訪問介護事業所に登録」と、現状、すでに別の訪問介護事業所に登録している旨を履歴書に明記しておきましょう。
「明記すると、応募に不利になるかも」などと考える必要はありません。虚偽の記載はすべきではないですし、訪問介護事業は人手不足なので、他の事業所に登録しているからといってマイナス要因になることはないでしょう。
むしろ誠実に対応したほうが好印象です。
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