就職活動を始めた学生のみなさんが、最初に向き合うことになるのが「エントリーシート」です。
まずはエントリーシートの基本を押さえて、定番の質問への回答を準備しましょう!
エントリーシートは、就活で企業に提出する応募書類の1つです。選考の第一段階として使う企業が多く、その場合、エントリーシートでパスしなければ筆記テストや面接などに進むことができません。
エントリーシートでは、企業が選考で参考にしたいことが設問になっています。自己PRや学生時代に力を入れたこと、志望動機などを記入します。
企業ごとに、フォーマットや文字数が設定されている場合が多いようです。
「エントリーシート」は採用選考のための書類なので、求められる内容は自己PRや志望動機などが中心です。
一方、「履歴書」は公的な書類で、氏名、生年月日、住所、学歴などの基本情報を記載することになります。
エントリーシートは選考が終わればその役割も終わりますが、履歴書は採用後に従業員データとして使われる場合があります。
●エントリーシートはどこで手に入る?
エントリーシートは、企業の採用サイトに公開されていることが多くなっていますので、それを入手して使いましょう。パソコンで入力して、そのまま提出までをWeb上で行う場合と、自分で紙に印刷して使う場合とがあります。
履歴書とエントリーシートには、それぞれの役割があるため、企業によっては両方を提出するよう求められます。その場合、同じ項目があれば同じことを書いても問題はありません。
ただし、提出のタイミングに応じて、たとえば選考で使われるエントリーシートには詳しく書き、内定後の履歴書にはエントリーシートの内容を要約して書く、というように工夫してもよいでしょう。
エントリーシートの内容は、選考にダイレクトに影響するものです。応募先の企業に自分をしっかりアピールできるように準備しましょう。
ここでは、『エントリーシートでよく聞かれる4つの質問』に対して、書き方のコツやNG例などをご紹介します。
この質問によって、学生の能力や性格を知ろうとしています。企業が求める適性があり、力を発揮してくれそうな学生であるかを見極めたいのです。また、一緒に働く仲間として好ましい人物であるかもチェックします。
自己PRで大切なのは、自分らしさをわかりやすく伝えること。そのためには、具体的なエピソードを含めて書くことが重要です。
自分の長所や能力を短い言葉で表現するだけでなく、それを裏付ける根拠を示すということです。
長所であっても、真面目さや慎重さについては注意が必要です。伝え方によっては、チャレンジしない消極的なイメージを持たれてしまうからです。
「私の強みは慎重なところです」ではなく、
「私の長所は、あらかじめ失敗するリスクを想定し、それを前提として行動できるところです」
と言い換えると良いでしょう。
どの企業でも聞かれる質問「ガクチカ」です。それだけ企業が重視したい内容を引き出せる質問だということです。回答からは、学生の人柄、物事への取り組み方や姿勢、自分の経験をわかりやすく伝える説明能力などが見えてくると考えられています。
「力を入れたこと」はどんな分野でもかまいませんが、以下のポイントを中心に、自分なりに掘り下げてまとめましょう。
「力を入れたことなどない」と困ってしまう人もいるかもしれませんが、何も思いつかないからといって、ウソをでっちあげてはいけません。ウソは簡単にばれてしまいます。
自分の経験を振り返って、自分なりにがんばった経験を見つけてまとめてみましょう。
なぜその会社を選んだのか、どんなところに興味を持ったのかを問う質問です。この質問では、会社への熱意だけでなく、その会社のことをしっかり調べて理解した上で応募しているかもチェックされます。
適切に答えるためには、次のようなことを意識しましょう。
こうした内容が不十分だと、「別に弊社じゃなくてもいいのでは?」と思われてしまいます。人事担当者に思いが伝わるように、まずは企業研究から始めましょう。
なお、「御社の給与が魅力的だからです」といった答えでは、率直過ぎて苦笑されるだけでなく、ささいな理由で辞めてしまう人と受けとられかねません。答えに自分の意欲を加えて
「収入面で恵まれているので、精一杯がんばれる職場だと感じたからです」
と表現すれば、力点が変わって印象が良くなります。
学生が何を勉強し、何を学んできたかを知るための質問です。企業側は、学生が学んで得た知識や考え方が会社に活かせるかどうかに関心があります。また新卒では、将来的な伸びしろに期待して採用しますので、どのように成長していくかも見極めようとしています。
効果的なアピールのためには、まず自分が何を学んできたのかを整理し、企業が求める人物像に合った内容を選ぶと良いでしょう。過去を振り返りながら学んだことを掘り下げ、そこから何を得て、その得たものをどう活かせるかまで書けると説得力があります。
この質問では、サークルのような課外活動での経験は含まれません。また、授業で学んだ知識をそのまま披露してもあまりアピールできません。大学で学んだことが会社で「どのように活かせるか」がわかるようにまとめましょう。
エントリーシートへの回答は、質問の意図がわかっていると答えやすくなります。企業研究を含めてしっかりと準備をし、就活の最初の関門を突破しましょう!
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