新型コロナワクチンの接種の手順について、現在までにわかっている情報をまとめました。
すでに接種券が配布されている市区町村もあるので、手順をあらかじめ知っておきましょう。
新型コロナワクチン接種の手順
新型コロナワクチンを受けるには、「接種券」が必要です。「接種券」は自宅に郵送されます。
【新型コロナワクチン接種の手順】
1.郵送された接種券を受け取る
2.接種できる場所を探す
3.予約する
4.接種券と本人確認書類を持って、ワクチンを受ける
なお、接種券は2回分を同封、または1枚に印刷した状態で郵送されることになりそうです。
ワクチン接種の予約は、厚生労働省のサイト「コロナワクチンナビ」からの予約もしくは市区町村に設置されたコールセンターへ電話予約となります。
すでに接種券の発送が始まっている自治体もあります。
ワクチン接種がスタートするまで、接種券はなくさないように大切に保管しましょう。
「接種券」はどこに届くの?
コロナワクチンの接種券は、住民票がある市区町村から発送されます。
ワクチン接種の案内と接種券、予診票が封筒で自宅に送られてきます。
接種券の配布が始まっている自治体もありますので、接種開始になるまで接種券は紛失しないように注意しましょう。
新型コロナワクチン接種の疑問
Q.住民票がある場所と違うところに住んでいる場合は?
入院や介護施設の入所、単身赴任などで住民票と異なる場所に住んでいる場合、実際に住んでいる場所でワクチンを受けることができるようになる予定です。
Q.介護施設に入居中の高齢者はどこで受けるの?
ワクチンの供給量により、段階的に自治体の判断で接種の時期が決まります。
なお、高齢者のワクチン接種は、特別養護老人ホームから開始する自治体が多いようです。
受けるワクチンのメーカーを選ぶ?!
現在、日本で接種準備が進んでいるコロナワクチンは1種類のみ。
今後、複数のメーカーのワクチンが供給されることになる見込みです。
厚生労働省のサイト「コロナワクチンナビ」では、2回目の接種の際に同メーカーのワクチンを打てるように、予約時にワクチンのメーカーが選べるシステムになっています。
コロナワクチンの供給状況は今後変化してくるものと考えられますが、ワクチン接種が始まったときにあわてないように、お薬手帳など記録場所を決めておくとよいかもしれません。
コロナワクチンの普及はいつになるのか…?
政府からは、4月から高齢者の新型コロナワクチン接種開始とアナウンスされています。
ですが、優先接種となっている医療従事者の方々のワクチン接種も完了していないのが現状です。
感染拡大予防の対策であるワクチンですが、十分に行き届かないとせっかく効果があるワクチンでも意味がなくなってしまいます。
また、ワクチンを打ったから大丈夫、という気の緩みにも注意したいところです。
常に最新の情報に触れ、1人1人ができる対策も忘れないでおきましょう。