東京都民のための観光支援事業「もっとTokyo」（東京都民割）が、9月1日から再開することが発表されました。
対象期間は、9月1日正午から9月30日までの1か月間。
利用にあたっての条件や注意点、申込の方法などをまとめました。
「都民割」は、東京都の住民に対し、東京都内での旅行費用の一部を都が助成する制度です。「都民割」を利用できるのは、9月1日時点で東京都内に住んでいる人となります。
また、「都民割」を利用できるのは、新型コロナワクチンを3回以上接種した人またはPCR検査等で陰性が確認できた人だけが対象となります。
＜ワクチン接種の場合＞
・予防接種済証（ワクチン接種時に記録としてもらったもの。接種券にワクチンのロット番号シールが貼付されています）
・接種記録書（主に、接種券到着前に接種完了した人が対象。ワクチンのロット番号が記録されています）
・接種証明書
・接種証明書アプリ
＜検査陰性の場合＞
・PCR検査、抗原定量検査、抗原定性検査のいずれかの陰性証明または検査結果通知書
上記のいずれかの提示が必要になります。
家族や友人での旅行を考えている場合は、参加する全員がワクチン3回接種もしくは検査陰性を確認できなくてはいけません。
「都民割」は、東京都の事業に参加している旅行会社や宿泊施設・観光施設への予約で適用されます。宿泊旅行の場合は1人6,000円以上、日帰り旅行の場合は1人3,000円以上の旅行商品が対象です。
予約サイトなどで事前に確認し、対象商品を直接申し込みます。
予約時・チェックイン時などにワクチン接種記録や陰性結果証明を提示すると、割引適用後の金額のみの支払いになります。
「都民割」の割引額は、宿泊旅行は1人1泊5,000円、日帰り旅行は1人1回2,500円。期間内に予約を取ることができれば、回数の上限はありません。
3年ぶりに行動制限のない夏ですが、新型コロナの感染はなくなったとは言い切れません。
新型コロナの治療・療養だけでなく、持病や救急での医療の利用にも影響が出ているのが現状です。
まずは「自分が感染しないこと」。そして、「周囲に感染させないこと」。
そのために、
・部屋は定期的に換気する
・バスや電車での移動、お店で食事や買い物をするときはマスクを着用する
・食事の前後、帰宅時に手洗い・うがいを徹底する
といった基本的な感染対策は忘れずにしましょう。
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