嚥下食や介護食の開発・販売を行う七日屋(北九州市、清永剛一朗社長)は9月17日、「100歳ごはん/フレンチえんげ食」を発売した。フランス料理の第一人者・坂井宏行シェフが監修を務め、前菜・スープ・メインディッシュとコース料理のように楽しめる。価格は3品セットで4212円(税込)。
「100歳ごはん/フレンチえんげ食」
やわらかく旨みのある豚肩ロースのムースに、フランス・ノルマンディ地方のシードルを使ったソースを添えたメインディッシュ「豚肩ロースのロースト蜂蜜のノルマンディソース」など、上品で素材の味を活かした嚥下食が揃う。今後順次品数を増やし、前菜3種類・スープ4種類・メインディッシュ5種類まで拡大する。
同社は先立って8月6日より、「和の鉄人」でお馴染みの料理家・道場六三郎氏監修のやわらか食「100歳ごはん/やわらか仕上げ」も販売している。低温でじっくり揚げてやわらかく仕上げた鶏のから揚げに、道場氏が商う料亭・ろくさん亭で使用している秘伝のタレをつけていただく「鶏のゆっくり揚げ秘伝ダレ添え」など全8品が好評を博す。価格は293円〜(税込)。
「100歳ごはん/やわらか仕上げ」
いずれも冷凍で、レンジや湯せんで簡単調理。同社ECサイトなどで販売中。介護施設向けには、同様の商品などで構成した「鉄人の行事食」「嚥下フルコース3品」も提供している。
「フレンチえんげ食」発売日の17日には、坂井氏が経営する高級レストラン「ラ・ロシェル山王」で新商品発表会を開催、坂井氏・道場氏らが登壇した。
坂井氏(82歳・写真左)、道場氏ともに現役で活躍中
坂井氏は、試食会を行った介護施設への訪問を振り返り「食べることでどんどん表情が明るくなる利用者を見て、この仕事に携わっていてよかったと感じた。今後ますます高齢化が進むなかで、食べられるものが限られている人が少しでも笑顔になれるよう提案を続けていきたい」と述べる。
また、今年で93歳を迎えた道場氏は、自炊をする際にもやわらかく仕上げたり、小さく切り分けたりすることを意識しているとのこと。こうした自身の経験も商品の改良へつながったと話す。
七日屋は初年度売上2000万円、行事食は40施設への販売を目標にすると発表した。
問合せは同社(TEL093・682・0077)まで。
<シルバー産業新聞 2024年10月10日号>
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