2014年08月01日

採用する人・しない人-日本エルダリーケアサービス取材4 | 介護求人ナビ

介護業界で転職を考えている人にとって、採用側が求める人材はどういった傾向なのか、ぜひ知っておきたいこと。今回は訪問介護や居宅介護、デイサービスを中心に多種多様な介護サービス事業を全国で展開している、株式会社日本エルダリーケアサービスの東日本統括部部長・江川賢さんとコンプライアンス部部長・岸美江さんにお話を伺いました。
＜取材・文・写真　西山武志＞

＊この記事の1回目、2回目、3回目、4回目（最終回）はこちら

日本エルダリーケアサービス本社で働く従業員の皆さん。女性が多く、明るい雰囲気のあふれる魅力的なオフィスでした

○●○ インフォメーション ○●○

株式会社日本エルダリーケアサービス
東京都港区芝公園三丁目4番30号　32芝公園ビル7階
TEL : 0120-808-563
http://www.elderly.jp/

身だしなみを整え、発言には誠意を持つこと

前回は面接内容についてのお話を伺いましたが、実際に面接をしていて「この人は採用しにくいな……」と思うのは、どんな瞬間でしょうか？

「まず、人と会う上での最低限の身だしなみが整っていない方はNGですね。髪型や服装など、相手に不信感を抱かせない程度には気を使って頂きたいです。あとは、ウソをついたりごまかしたりする人もダメ。保身のための発言が簡単にできてしまう人に、大事なご利用者様を任せることはできません」（コンプライアンス部部長・岸さん）

面接で焦ってしまって、とっさに聞こえのいいことを言ってしまう……というのは、よくありそうなパターンですね。

「面接でよく見受けられるのが、できないことを『できる』と言ってしまうケースです。できないことがあるのは、それ自体が悪いわけではありません。大事なのは“できること／できないこと”のラインをはっきり自覚して、できる範囲で最大限の働きをしようとする姿勢です。それをうやむやにして、うまく取り繕ってしまえば、しわ寄せは後で絶対にやってきます。こうした人間的な“ズルさ”がある人とは、一緒に仕事をしたいとは思えませんね」（東日本統括部部長・江川さん）

「介護の世界を変えていくんだ」という気概を！

最後に、これまで率直にお話を聞かせてくださった江川さんと岸さんに、これから介護業界を目指す方々へのメッセージをお願いしました。

「これからの介護業界は、時代の変化に対応しながら大きく変革しなければなりません。そんな状況の中で『自分が介護の世界を変えてやるんだ！』という強い想いを持った方ならば、経験の有無は問わず今すぐにでも一緒に働きたいと思っています。よりよい介護の実現に向けて、是非あなたの力を貸してください！」（江川さん）

「私は、会社と“相思相愛”になれる人に魅力を感じますね。社員が会社のことを理解した上で好きになり、会社もまたその社員を信頼してチャンスを与える……そんな関係が理想だと思います。皆さんが心から好きになれる会社に出合えることを願っています」（岸さん）

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