夢と希望にあふれ転職したのはいいけれど、働き始めたら違和感を感じること、ありますよね。「聞いた話と違う」、「最初から知っていれば入らなかったのに」…こんなことなら辞めたい…。
ここでは、そんな転職の先輩の失敗談をご紹介。
介護求人ナビ編集部からの、失敗しないためのアドバイス付きです。ぜひ参考にしてください!
〈事例1〉とにかく忙しい!毎日へとへとで家庭がおろそかに
33歳/女性/まさこ
転職して、以前よりもお給料はよくなったのですが、とにかく忙しい職場で…。勤務時間よりも30分以上早い出勤、2時間以上のサービス残業はあたり前。まわりの人もがんばっているので、文句も言えず…。疲れてしまって、夫や子どもとの時間がおろそかになっています。
《アドバイス》
人手不足の介護業界では、残業をせざるを得ない職場が多いことは事実ですが、サービス残業は法律違反です。また、毎日2時間以上も残業するという状況は、あたり前とはいえません。
もし、今の職場を続けたいのならば、上司や外部の相談機関に現状を報告し、改善されるよう働きかけた方がよいでしょう。しかし、家庭との両立を第一に考えるのであれば、転職するということも選択肢の一つです。
家庭と仕事を両立するためには、バランスが大切です。給与だけでなく、労働環境もよく見定めて転職先を探してみてください。
〈事例2〉夫が転勤するたびに職場も変わる。いつまで転職できるか心配
39歳/女性/はるか
夫が転勤族なので、転勤のたびに、私も転職を繰り返しています。何度も転職を繰り返すと、採用されづらくなるということはよく聞くので、この先ずっと転職を続けられるか心配です。私自身もうすぐ40歳になりますし、スキルアップもめざしていきたいのですが…。
《アドバイス》
転職の理由が明確な場合は、転職が多いからといって、そんなに採用に不利になることはありません。ただ、夫の転勤次第でいつ退職してしまうかわからない、という状況は、特にリーダー候補を求める事業者にとっては、ネックになってしまうでしょう。
できるだけ同じ事業者でスキルアップしたいという希望があるのでしたら、全国に施設・事業所を展開している事業者を探してみてはいかがでしょうか。引っ越し先に施設や事業所があれば、転勤というかたちで引き続き働くことができる制度を用意している事業者もあります。
〈事例3〉介護技術には自信があったのに…復職を後悔しています
34歳/女性/マツコ
子どもが小学生になって手が離れたので、介護の仕事に復職しました。でも、学校の行事があったり、子どもが体調を崩したりで、なかなか思う通りにシフトに入れなくて。昔は簡単にできていた移乗も思ったより大変で、復職したことを後悔しています。
《アドバイス》
もともと介護の経験があっても、しばらく仕事から離れている場合は、すぐに以前と同じように動けるとは限りません。また、小さな子どもがいる場合は、働く時間に制限もあるでしょう。
以前と同じように働けると思わず、午前中だけの勤務や入浴介助だけなど、短時間の勤務や限られた業務から始めてみてはいかがでしょうか。
また、ブランクの期間が長い場合は、入職前の研修が充実している事業者を探すこともおすすめです。介護技術も進化していますので、研修を受けることで最新の介護技術を知ることができます。
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