夢と希望にあふれ転職したのはいいけれど、働き始めたら違和感を感じること、ありますよね。「聞いた話と違う」、「最初から知っていれば入らなかったのに」…こんなことなら辞めたい…。
ここでは、そんな転職の先輩の失敗談をご紹介。
介護求人ナビ編集部からの、失敗しないためのアドバイス付きです。是非参考にしてください!
〈事例1〉体力がないから、移乗が大変だし事故が心配
24歳/女性/シズカ
転職先の事業者は要介護度の高い人が多く、利用者様の移乗が大変で…。力がないので、特に大柄な男性の利用者様の時は、事故を起こしてしまったらどうしようかと、ドキドキしています。無理に持ち上げているからか、腰も痛くなってきました。
《アドバイス》
移乗は、体力が必要な仕事なので、ツラいと感じる女性介護職員は少なくありません。しかし、利用者の要介護度によって難易度の違いはありますが、移乗は介護職員にとって、避けては通れない仕事です。
最近では、力があまりない人でも移乗できるコツを指導する研修や、リフトなどの設備を導入して介護職員の身体的な負担を減らす工夫をしている事業者も増えてきました。また、介護職員の体力作りのためのストレッチを指導している事業者もあります。
介護職員の負担を減らす工夫をしている事業者を探してみてはいかがでしょうか?
〈事例2〉腰痛持ちの私には、介護の仕事は無理だったのかな…
40歳/女性/なおこ
もともと腰痛持ちで、身体がキツくなってきたので要介護度が比較的低い利用者様が多い職場に転職しました。でも、最近では腰をかがめる掃除などの作業もつらくなってきて…。介護の仕事は好きなので続けたいけど、これでは無理でしょうか。
《アドバイス》
介護職員は身体を動かす仕事ですので、体力に自信がない人や腰痛持ちの人には難しいと思われます。特に、家事などの生活介助でさえつらい状態では、どんな職場でも続けていくことは難しいでしょう。どうしても介護の仕事を続けたいのでしたら、ケアマネジャーをめざしてはいかがでしょうか。
ケアマネジャーのメイン業務は、介護サービスのプランニングやコーディネートですので、身体的な負担はグンと軽くなります。
資格が必要ですし、簡単な仕事ではありませんが、今後介護に関わっていくための一つの選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。
〈事例3〉利用者様からのセクハラに困っています
22歳/女性/きっこ
男性利用者様のセクハラに困っています。前職でもセクハラがあったのですが、訪問介護だったので担当を変えてもらうことで解決しました。今は施設に勤めているため、どうしても毎日顔を合わせてしまうし、言いづらいので、どうしようかと思っています。ちなみにお尻を軽くタッチするなど、笑ってやりすごせるものではなく、無理やり抱きつく、キスを迫るなどです。
《アドバイス》
介護現場でのセクハラは、大きな問題の一つです。一人で抱えずにすぐに他の介護職員や上司に相談しましょう。ベテランの先輩であれば、多かれ少なかれ同様の経験をされています。良い対応の仕方を教えてもらえるかもしれません。
それでも改善されない場合は、都道府県労働局の雇用均等室または雇用環境・均等部、総合労働相談コーナーなどに相談することをおすすめします。
また、セクハラの被害を避けるために、あなた自身も自分を守る方法を身につけた方がいいでしょう。セクハラを受けた場合は毅然とした態度で注意する、利用者様に触れる時は性的なイメージをもたれないよう少し強めに触れるなど気をつけることも、あなた自身をセクハラ被害から守る方法の一つです。
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