夢と希望にあふれて転職したのはいいけれど、働き始めたら違和感を感じること、ありますよね。
「想像していた待遇と違う」「最初から知っていれば転職しなかったのに」…こんなことなら辞めたい…。
ここでは、そんな転職の先輩の失敗談を、介護求人ナビ編集部からのアドバイス付きでご紹介。せっかくの転職を失敗に終わらせないためにも、ぜひ参考にしてください!
私が担当するのは要介護度が高い方や遠いお宅ばかり…これって不公平じゃない?
44歳/女性/えりこ
「家族を介護した経験を活かしたい」「自分のペースで働きたい」と思い、近所の訪問介護事業所に転職しました。
でも、私が担当するのは“要介護度が高い方”や“遠方のお宅”ばかり。介助も、訪問先への移動も大変です。
新人ヘルパーだから、他のヘルパーがイヤがる利用者をおしつけられているような気がするのですが…。
《アドバイス》
「自分のペースで働きたい」「自宅の近所の利用者を担当したい」「要介護度が低い利用者を介護したい」…これらすべての条件を満たすのは、難しいかもしれませんね。
「働く時間帯」×「訪問先のエリア」×「要介護度」それぞれの条件に合致した人のみで考えると、訪問先が少なくなってしまうかもしれません。
ちょうど条件に合う利用者がいても、当の利用者が、「ずっと来てくれているあのヘルパーさんじゃないと嫌!」、ということも。
まず、自分が希望する条件に優先順位をつけてみましょう。その上で、上司やサービス提供責任者に相談してみてはいかがでしょうか。
例えば、「遠いお宅でも大丈夫。ただ介護技術にまだ不安があるので、要介護度が低い利用者を希望」「自宅の近くで効率的に働きたいから、時間や要介護度は問わない」など、譲れることと譲れないことを整理して伝えることが大切です。
最初は大変だと思うことが多いかもしれません。しかし、誠実に仕事を続けていけば利用者との信頼関係が築けるはずです。
あなたを指名する利用者が増えれば、大きなやりがいを感じられるはずです。また、事業者も「未経験だし、最初は様子を見ながら」と思っている可能性大。
あなたの仕事ぶりを見て安心できると思ったら、もっと仕事をまかせてくれるでしょう。
なお、担当エリアの範囲や、利用者の振り分けの基準は、面接の際にも事前に確認しておくといいかもしれません。
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