就職活動でもっとも重要なのが「面接」です。
特に、介護業界では、書類審査にはさほど重きをおかず、面接で採用・不採用を決める、という事業者が多数。
重視される面接だからこそ、気を付けるべきポイントは知っておきましょう!
<面接の悩み>
介護施設のオープニングスタッフとして働きたいけど、競争率が高くて不安です…
職場の人間関係の悩みから転職を検討しています。次の職場では人間関係で悩みたくないので、オープニングスタッフの求人を探しています。3カ月後にできる新しい施設の求人を見つけたので、応募しようと思っているのですが、オープニングスタッフは競争率が高いと聞きました。他の応募者に差をつけるためには、面接でどのようなアピールをしたらよいのでしょうか。
オープニングスタッフのメリット・デメリットって?
オープニングスタッフは、年齢や経験に関係なくみんなが同期となるため、明らかな上下関係はありません。
メンバー同士が対等な立場であることから、
フラットな人間関係を築くことができる点が最大の魅力です。対等な立場なので、
一人ひとりの意見が尊重されやすい点もメリットと言えるでしょう。
また、
職場環境をゼロから自分たちで築き上げることができるのも、オープニングスタッフならではの醍醐味です。スタッフで意見や提案を出し合いながら、業務フローを決め、施設・サービスの雰囲気などを作り上げていきます。
試行錯誤をしながらゼロから職場環境を作っていくことは、やりがいや達成感につながるだけではなく、スタッフ同士の一体感も生むことでしょう。
一方で、オープン当初の現場では、発生するあらゆることが“初めて”のケース。
マニュアル化されていない想定外の事態が起こることもあります。頼れる先輩もいないので、何かあるたびに判断を任され、臨機応変に対処しなければなりません。
また、新規開設された施設では、スタッフの採用がうまくいかないと、人手不足のままオープンしてしまうこともあります。そうなると休日出勤や残業をしなければなりません。
このように、既存の施設に比べ業務がハードになりやすい点は、デメリットと言えるでしょう。
介護現場で自ら率先して行動した経験をアピール!
職場環境をゼロから作り上げていかなければならないオープニングスタッフには、誰かがやってくれるのを待つのではなく、自分から動く積極性が求められます。
面接官は、前職でのエピソードなどから、応募者の積極性の有無を見極めようとする可能性があります。前職での取り組みについて聞かれたら、
自ら率先して行動を起こした具体的なエピソードを話しましょう。
たとえば、
「ユニットリーダーとして、最新の介護を学ぶために定期的に勉強会を主催している」
「口腔ケアの勉強会を企画した後、部署を横断する委員会を立ち上げた」などです。
想定外のハプニングに対応できる柔軟性も求められる
オープニングスタッフには、
想定外のことが起きた際の対応力や柔軟性も求められます。面接では、前職での実績と合わせて、対応力・柔軟性をアピールしましょう。
たとえば、「特養でターミナル期にある利用者さんの介護を多く行った。不測の事態に対応する力には自信がある」などです。
また、想定外の事態に対応することについて、直接尋ねられることもあります。その際は「大変だけれど、やりがいがある」といったように、
前向きに捉えているという姿勢を見せることがポイントです。
介護業界が未経験の場合は、他の仕事で身につけた対応力を
介護の未経験者がオープニングスタッフになることはできるのでしょうか。
オープンしたばかりの施設では、常に臨機応変の対応が必要とされます。経験者であっても戸惑いを感じることは少なくありません。
そのため、どうしても即戦力となる経験者が優遇されがちです。施設によっては未経験者やブランクがある人は、あらかじめ募集の対象外にしていることもありますので注意が必要です。
もちろん未経験者を歓迎しているオープニング施設もあります。未経験者が応募する場合には、介護以外の仕事で自ら積極的に動いた経験や、対応力、柔軟性をアピールできるエピソードを話しましょう。
また、「軌道に乗るまでは残業・休日出勤にも応じます」などのように、オープニングスタッフとして働くことに対して、意欲的な姿勢をアピールするとプラスに働くでしょう。
スタッフの一体感が魅力♪
>>「オープニングスタッフ募集」の求人はこちら<<
まだまだフレッシュ☆
>>「オープン1年以内」の求人はこちら<<
●○● 介護業界で転職する時の 基本ノウハウ ●○●
介護求人ナビの求人数は業界最大級! エリア・職種・事業所の種類など、さまざまな条件で検索できます