面接を受けるとき、どこを見たらいいか迷う!という人も多いのでは?
面接官の目をじっくり見続けるのは緊張するし、目線をそらしたらコミュ力が低いと思われそうだし……。
面接で実は悩みがちな「目線」のコツをアドバイスします!
面接中はどこを見たらいい?
応募者は面接中、目線をどこに向けたらいいか。面接官の印象アップにつながる目線の向け方を解説します。
基本は、面接官の目を見て話すこと。面接官と話をする時には、目線を相手の目に向けることです。
特に、挨拶の時は必ず相手の目を見てから挨拶をすることが大事です。
最初にしっかり目線を合わせることで、面接官との間に目線でのコミュニケーション「アイコンタクト」が生まれます。目線が一度も合わないまま挨拶をされても、興味がないのではないか、と思われてしまいます。
また、自分がアピールしたい内容を話す時には、
しっかり面接官に目を向けて話すことを意識しましょう。
熱意や意欲を伝える場面では目線を面接官に集中するように意識しましょう。
面接官を凝視し続けるのはアリ?ナシ?
「熱意を伝えなきゃ」と面接官を凝視するのは…?
『面接官の目を見て話す挨拶するのが基本』とはいえ、ずっと面接官の目だけを見ていればいい、というわけではありません。
じーっと一点を凝視され続けるのは不自然で、「気味が悪い」と感じとられることもあります。
目線が合っている状態が続けば、面接官も圧迫感を覚えるでしょう。どんなに面接慣れしている面接官といえども、長い時間凝視されるのはいい気分ではありません。
相手と目を合わせながらも、
適度に目線を外すタイミングを持つことも必要です。
面接官は応募者の目線をよく見ています。
緊張のあまり目線が泳ぐ、自信がないために下向き加減になる、これは印象がよくありません。
「目は口ほどに物を言う」ということわざがある通り、
自信や意欲、嘘なども目線から読み取られてしまうことがあります。
介護の仕事は言語によるコミュニケーションだけでなく、非言語コミュニケーションの重要性の高い仕事です。
目線も含めたコミュニケーションを上手に使いこなすことができることが理想であり、採用側の印象もアップします。
言葉だけでなく、目線でも熱意や誠実さを伝えていくことが最高のアピールになります。
面接はやっぱり緊張する!どこを見たらいいか教えて!
緊張して目が泳ぎそう!どこを見たらいいの??
採用面接という場面で、面接官と目が合っている状態が続くのは緊張します。
緊張する時にはいったん、目線を外すことがお勧めです。
目線を向ける場所は、
顔のパーツのどこかを選びましょう。
鼻や口、おでこなどにいったん目線をずらすと、緊張もほぐれます。
相手のネクタイを見るといい、と言われますが、顔よりも下の部分に目線を向けると、下向き加減に見えるため、自信がないように見られてしまうことがあります。
目線はあまり外し過ぎず、
顔のパーツのどこかに目を向けるようにしましょう。
面接官の
目以外の部分に一度目線を移してから、また視線を相手の目に戻す、というサイクルを行っていくと緊張がほぐれていいでしょう。
間違っても、視線を壁時計に向けることはやめましょう。「早く帰りたがっているのではないか」と見られてしまう可能性があるからです。
場面によっては、天気の話が出た時に窓の外に視線を向ける、今後の予定の話をする時にカレンダーに視線を向ける、など話の内容に沿った目線の動かし方は問題ありません。
場の雰囲気や流れも意識しながら目線を向ける場所を考えていきましょう。
面接官が1人じゃない!誰を見ていたらいいの…?
一番偉い人を見るべき?全員を見るべき?
一対一の面接ではなく、面接官が複数の場合もあります。
複数の面接官がいる時は、
できるだけ全員に偏りなく視線を向けることがお勧めです。
一番偉い人を中心に見る、採用の権限がありそうな人を中心に見る、真ん中の人を見る、など目線の方向が誰かひとりに偏ることは好ましくありません。
面接官ひとりひとりとコミュニケーションをとる意識を持ちましょう。満遍なく目と目を合わせることで、面接官全員にアピールすることができ、印象が良くなります。
もちろん、話をしている面接官がいれば、話の間はその人に集中してしっかり目を向けましょう。
面接官からの質問に関しては、質問した面接官に目線を向ける時間を意識的に多くするようにしつつ、他の面接官にも目線を向けるように工夫しましょう。
複数の面接官に対しては、目線を適度に分散させながら、全員に自分をアピールすることが基本です。場面によっては、意識的にターゲットに集中して目線を合わせましょう。
この記事のまとめ「面接中はどこを見る?」
●最初の挨拶は目を見て話そう!
●緊張したら、面接官の鼻・口・おでこを見よう!
●時計を見るのはNG!「早く帰りたい」と思われちゃうかも。
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