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2024年09月30日

介護事務に向いてる人の特徴7選!目指すメリットと大変な点は?

介護事務に向いてる人の特徴7選!目指すメリットと大変な点は?

「介護事務に興味はあるけど、自分に向いているわからない」という方は、ご紹介する7つの特徴をチェックしてみましょう。1つでも当てはまれば、適性があるかもしれません。
介護事務を目指すメリットや、働く上で大変なポイントも解説します。

介護事務の仕事内容とは?

介護事務とは、介護施設や事業所で事務業務を担当する職員のことです。

介護事務の主な仕事内容は以下の通りです。

●介護報酬請求業務
●受付・電話対応
●職員の労務管理
●施設の環境整備
●介護職員のサポート

事務職員は、請求書の作成、施設の収支管理、窓口対応など幅広い業務に対応します。

利用者さんやご家族とコミュニケーションを取る場面もあり、勤務先によっては介護職員のサポートをすることも。

そのため、事務処理スキルだけでなく、介護に関する幅広い知識や臨機応変な対応力が求められる仕事です。

≪介護事務の仕事内容を詳しく解説!≫

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介護事務に向いてる人の特徴7選

介護事務に向いてる人の特徴

ここでは、介護事務に向いている人の特徴を7つご紹介します。

介護事務として働きたいと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。

介護・福祉業界に興味がある

介護事務は、施設や事業所など実際の介護現場で勤務します。

利用者さんやご家族と直接関わることもあるため、「介護サービスを必要とする人に貢献したい」「介護・福祉の現場を支えたい」といった思いを活かせます。

また、介護報酬請求業務など介護保険制度の知識を必要とする仕事も担うため、介護・福祉分野全般に興味を持って勉強を続けられる人は適性があるでしょう。

接遇マナーが身に付いている

介護事務は、デスクワークだけでなく来客・電話対応も行います。

「施設の顔」とも言えるため、社会人にふさわしい挨拶・言葉遣い・身だしなみなどを守ることが大切です。

こういった接遇マナーが身に付いている人は、利用者さんやご家族からも信頼されやすくなるでしょう。

≪接遇マナーの5原則とは?≫

コミュニケーション能力がある

介護事務は窓口での来客対応も行うため、コミュニケーション能力が必要です。

利用者さんやご家族の話をよく聞き、わかりやすく応対することが求められます。

営業職のようなトークスキルは必要ありませんが、話しやすい雰囲気適切な受け答えができる人は向いているでしょう。

デスクワークが苦にならない

介護事務は、介護報酬請求や労務管理など、書類作成・データ入力といった事務処理業務をメインに行います。

そのため、仕事中はパソコンに向かい作業をする時間が少なくありません。

細かい作業が得意な人デスクワークが好きな人なら、集中して介護事務の仕事に取り組めるでしょう。

パソコンスキルがある

介護事務は、書類作成やデータ入力などの業務にあたって、パソコンをよく使用します。

初めから高度なスキルや知識を求められることはあまりありませんが、基本的なパソコン操作に慣れている人は歓迎されやすいでしょう。

数字や計算に苦手意識がない

介護事務は介護報酬請求業務や給与の計算などを行うため、数字や計算に苦手意識がない人が向いています。

計算自体は簡単で、足し算・引き算ができれば問題ありません。

ただし間違っていた場合はデータの再提出を求められるため、責任感を持って取り組むことが重要です。

スケジュール管理が得意

計画的に物事を進めるのが得意な人は、介護事務に向いています。

介護報酬の請求にあたっては、期限内に必要な書類を作成し、翌月10日までに提出しなければなりません。

こういった期限を守りながら複数の業務を並行して行うため、スケジュール管理を怠らず、漏れなくタスクをこなせる人は適性があるでしょう。

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介護事務の平均給料

介護事務を目指すなら、給料事情もチェックしておきたいところです。

ここでは雇用形態別の平均給料と、介護業界で働く他職種との比較を紹介します。

雇用形態別

介護事務の平均給料(介護職員処遇改善支援補助金取得事業所の場合)を雇用形態別に見ると、以下の通りです。

■月給者の場合

常勤 非常勤
307,960円 178,870円

■日給者の場合

常勤 非常勤
147,340円

■時給者の場合

常勤 非常勤
195,310円 101,770円

出典:厚生労働省「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果」

他職種との比較

介護事務と、介護業界で働く他の職種の平均給料(介護職員処遇改善支援補助金取得事業所の場合)を比較すると、以下の通りです。

職種 平均給料
(月給・常勤)
介護事務との差
介護事務 307,960円
介護職員 317,540円 +9,580円
生活相談員・支援相談員 342,330円 +34,370円
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士又は機能訓練指導員 354,770円 +46,810円
介護支援専門員 361,770円 +53,810円
看護職員 373,750円 +65,790円
調理員 260,090円 -47,870円
管理栄養士・栄養士 316,320円 -8,360円

出典:厚生労働省「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果」

介護職、生活相談員、ケアマネジャー(介護支援専門員)などと平均給与額を比べると、介護事務のほうが低い水準になっています。

これらの職種は介護福祉士などの保有資格によって「資格手当」を受けている場合が多く、介護職であれば「夜勤手当」を受給している方も少なくありません。

こういった点が、介護事務との給与の差につながっていると考えられます。

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介護事務を目指すメリット

介護事務を目指すメリット

「施設の顔」として幅広い業務を担当する介護事務は、年齢や経験に関係なく挑戦しやすい仕事です。
ここでは、介護事務を目指すメリットを3つご紹介します。

体力に自信がなくても大丈夫

介護業界と聞くと体力勝負のイメージがあるかもしれませんが、介護事務はデスクワークが中心です。

そのため、体力に自信がなくても介護業界で働くことができます

ただし、施設によっては介護職員のサポートを頼まれることもあるため、心配な方は事前に確認しておくとよいでしょう。

正社員やパートなど雇用形態が多様

介護事務は正社員だけでなく、契約社員やパート・アルバイトとしても働けます。

育児や介護と両立したい場合、「午前・午後のみ」「週1~3日」など柔軟なシフトで募集している求人も少なくありません

多様な雇用形態があるため、ライフスタイルに合わせた働き方が可能です。

高齢化により働き手の需要が高い

令和6年版高齢社会白書」によると、2023年10月1日時点の全国の高齢化率は29.1%で、過去最高を更新しました。

超高齢社会の日本では、介護業界を支える働き手への需要も高くなっています。

そのため、介護事務も幅広い求人があり、一度経験しておくとその先も転職しやすくなるでしょう。

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介護事務の大変なポイント

介護事務の大変なポイント

介護事務の仕事には多くの魅力がありますが、大変な部分もあります。
ここでは、業務上大変さを感じる可能性があるポイントについて2点紹介します。

お金を扱うため責任が大きい

介護事務が担う重要な仕事の一つに、介護報酬請求業務があります。

介護報酬請求業務とは、事業所・施設が国民健康保険団体連合会(国保連)に必要な書類を提出し、提供した介護サービスに対する報酬を請求する業務です。

事業所・施設の売り上げに直接影響するため、責任重大な業務だと言えます。

また、施設の収支管理など経理業務も担うため、お金を扱う立場として責任感を持って仕事をする必要があります。

月末・月初は忙しくなりやすい

介護報酬請求業務は、各月分を月末から翌月10日までに行う必要があります。

そのため、月末・月初は繁忙期となり、担当する業務量や勤務先の規模によっては、残業が増える可能性もあるでしょう。

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介護事務になるには?

介護事務員

介護事務として働きたい方は、以下の方法で求人に応募するのがおすすめです。

●未経験・無資格OKの求人に応募する
●資格を取ってから応募する

介護事務には特別な資格が必要ないため、未経験や無資格でも応募できます

事務の経験がなく資格なども持っていない場合は、「未経験歓迎」「無資格可」などの求人を探すとよいでしょう。

一方で、資格があれば他の応募者と差をつけることができます

特におすすめの資格は、技能認定振興協会(JMSA)主催の「介護事務管理士」や、日本医療教育財団主催の「ケアクラーク」などです。

介護事務の業務に活かせる資格を取得しておくと、転職活動を有利に進めやすくなるでしょう。

≪介護事務におすすめの資格は?≫

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事務職として介護業界で活躍しよう!

介護事務は、介護報酬請求や来客対応などの事務業務を担い、介護現場を支える仕事です。
介護業界に興味がある人、業務に適したマナーやスキルを身に付けている人などに向いています。

「体力に自信がない」「働ける時間帯に制限がある」といった方も挑戦しやすく、経験や能力を活かして働くことが可能です。

介護求人ナビでは、介護事務の求人を多数掲載中!希望の勤務地や働き方から、あなたに合うお仕事を探してみてください。

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